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  • 2019/10/07
  • 2019/10/07
  • コイン東京編集部

エリオット波動とは-FXで使われる理論の使い方についてインジケーター等を解説

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エリオット波動とは+仮想通貨ニュースサイトコイン東京
エリオット波動というと上昇5波に下降3波、とここまではご存知の方も多いでしょう。ところが、どうやって実際の相場に利用すればよいのかを知っている方は非常に少なくなります。

ここでは、エリオット波動の原則や法則、また波動の数え方、フィボナッチ数列との関係などについて分かりやすく解説します。

<<目次>>
 1.エリオット波動とは-FX/株の相場変動を把握する方法を解説
  1-1.エリオット波動とは"上昇5波/下降3波で動く相場の周期"
 2.エリオット波動理論の3原則とは
  2-1.原則①-波動2は波動1の始点を下回らない
  2-2.原則②-波動3は波動1,波動3,波動5の推進波の中で最短にはならない
  2-3.原則③-波動4のボトムは波動1波のトップを下回らない
 3.エリオット波動のトレード手法3選-効果的な使い方を紹介
  3-1.3波を狙ったトレード手法
  3-2.5波を狙ったトレード手法
  3-3.c波を狙ったトレード手法
 4.エリオット波動に効果的なインジケーター
  4-1.エリオット波動のカウント対応インジケーター
 5.エリオット波動は使えない?最大の欠点「エクステンション」
  5-1.それでもエリオット波動が活用される理由
 6.エリオット波動の1波の見つけ方
 7.エリオット波動の転換点予測法
  7-1.フィボナッチを利用したエリオット波動の転換点予測法
  7-2.5つのエリオット波動のトレンド転換型
  7-3.エリオット波動の波形について
 8.エリオット波動4つの値幅計算
 9.エリオット波動よくあるQ&A
  9-1.Q1.エリオット波動でおすすめの時間足は?
  9-2.Q2.エリオット波動とウォルフ波動の違いや使い方は?
  9-3.Q3.エリオット波動とダウ理論の違いや使い方は?
 10.エリオット波動のおすすめ本

エリオット波動とは-FX/株の相場変動を把握する方法を解説

エリオット波動とは、英語では「Elliot Wave」呼ばれるように、米国の株式アナリストR・N・Elliotがすでに20世紀初頭ころに提唱していたもので、株式相場は5つの上昇波と3つの下降波による基本的なリズムで一つの周期が形成されると指摘しました。

相場を自然界同様にフィボナッチ数列や黄金比率にしたがっていると考えたわけですが、現代では、株式相場だけではなく、FX(為替相場)や仮想通貨相場などでも広く利用されています。

エリオット波動とは"上昇5波/下降3波で動く相場の周期"

エリオット波動のポイントは、上昇5波/下降3波で一つの周期を形成するというもので、上昇波のことを推進波、下降波のことを修正波と呼びます。

エリオット波動とは&quot;上昇5波/下降3波で動く相場の周期&quot;

推進波(上昇波)は1波,2波,3波,4波,5波で形成される

上図のように、推進波(上昇波)は5本の波で構成され、波の数え方は、最初の上昇が1波、次の下落が2波、次の上昇が3波、下落が4波となり、最後に高値をつけに行く上昇が5波となります。

つまり、5波の推進波、上昇~下落~上昇~下落~上昇となります。また、上図のように、5波のそれぞれの波も同じように、5波~3波~5波~3波~5波の小さな波に分解することができます。この小さな波の合計21は後述するフィボナッチ数列となります。

修正波(下降波)はa波,b波,c波で形成される

エリオット波動において、トレンド方向に大きく進む推進波の動きを調整する修正波は、日本では調整波とも呼ばれ3本の波で形成されます。

波の数え方は、高値からの下落をa波、次の上昇をb波、最後に安値をつけに行く下落をc波と呼びます。

つまり、3波の修正波(調整波)、下落~上昇~下落となります、こちらも、推進波同様に5波~3波~5波の小さな波に分解することができ、この合計13もフィボナッチ数列となります。

エリオット波動理論の3原則とは

エリオット波動理論の3原則とは

エリオット波動の見方や数え方を説明しましたが、この形になっていたらすべてがエリオット波動というわけではなく、3つの原則を満たした場合にエリオット波動となります。

簡単なルールですから、ここで覚えておきましょう。

原則①-波動2は波動1の始点を下回らない

上昇推進波であれば、1波の安値を2波が更新したらルールから外れることになります。結局は2波ではなかったということになります。

2波形成中であり、3波での上昇を狙って買いエントリーしている場合、1波の安値を下回ったところは損切りポイントとなります。

原則②-波動3は波動1,波動3,波動5の推進波の中で最短にはならない

推進5波動を数える際に、上昇波動の中で3波が最も短くなっていたらエリオット波動とはみなされません。

株式相場では、プロは1波で人知れず株を買い集め、3波でセミプロが提灯買いをし、5波で一般投資家が高値に飛びつくといわれますが、基本的には3波が最も長い波動となることがほとんどでした。

ただし、FXや仮想通貨相場では3波よりも5波が長くなることも多くなっているようです。

原則③-波動4のボトムは波動1波のトップを下回らない

3波で高値をつけて4波への押し目形成中に、4波の安値が1波の高値を下回るとエリオット波動は成立しません。

4波への押し目買いを実行し、5波の高値でのエグジットを期待していた場合には1波の高値をめどに損切りすることになります。

エリオット波動のトレード手法3選-効果的な使い方を紹介

エリオット波動のトレード手法3選-効果的な使い方を紹介

相場の大半の時間帯は「保ち合い相場(レンジ相場)」であるとよく言われますが、正確には、相場に保ち合い相場はありません。

なぜなら、保ち合い相場に入った時点ですでに抜けていく方向は決まっているからです。エリオット波動から「保ち合い相場」を見た場合には、上昇(下降)トレンドの調整局面と考えるほうがしっくりきます。

カウント(数え方)があっていることが大前提となりますが、エリオット波動の修正波をマスターすることで、修正波の終点付近の「絶好の押し目(戻し)タイミング」で、その後の推進波による抜け出していく方向へエントリーすることができるようになります。

エリオット波動のトレード手法3選-効果的な使い方を紹介②

3波を狙ったトレード手法

前述しましたが、上昇5波動はさらに小さな波に分解すると21波動(5~3~5~3~5)となり、下降3波動は同じく13波動(5~3~5)となります。

(これをさらに小さな波動に分解すると21波動が89波動、13波動が同じく55波動になります。)

2波で押し目が完了すると、推進3波動目で1波の高値を抜けていくことになります。ここは多くの買いエントリーが見込めるポイントであり、これを狙ってエントリーするのは値幅を狙える最も有効な方法となります。

つまり、上昇トレンドの転換点となる3波では、多くのトレーダーが買いに向かうため、結果として最も長い波になって上昇幅を広げることになるのです。

ここでのエントリーポイントは2つあります。

まずは、押し目狙いで、上記の下降3波動目の安値を狙う方法で、波動から数えた安値ポイントにサポートラインなどがある場合には狙い目となり、いわゆるN字エントリーとなります。

もう一つのエントリーポイントは、1波の高値をブレークするポイントで、ここは相場の転換点となるため、最も大きな上昇幅が狙えるポイントとなります。

5波を狙ったトレード手法

3波を狙う手法と同様に、最高値である5波を狙ってエントリーする手法も有効です。

ただし、この手法は中上級者以上のトレーダー向けの手法となり、初心者トレーダーにはリスクが大きいため、あまりおすすめはしません。

理由は、この時点では相場の上昇トレンドが明確になっておりそれは同時に多くのトレーダーが含み益を有していることを示します。

つまり、多くの利確狙いのトレーダーが虎視眈々と利確ポイントを狙っており、一気に反対方向(下落相場)へと動く可能性がよくあるのです。

3波狙いでうまく利確できたところで、調子に乗って5波でも値幅を狙っていたら、いきなり梯子を外されたという経験のある方も多いのではないでしょうか。

c波を狙ったトレード手法

上昇5波で最高値を付けるポイントで売りを仕掛けられればまさに芸術的なエントリーということになるのですが、このためには相応のリスクテイクが必要となります。

言うまでもなく、間違えた場合にはトレンドの波にさらわれることになり、大きな損失を受け入れる可能性が高くなるからです。

ただし、高値を付けたことがある程度は確認できた修正波b波のタイミングで、c波の安値狙いのエントリーは有効に機能することが多いです。

推進5波の最後の上昇は、含み益を持っているトレーダーが多いことから、意外と早く終了してしまうことが多いのですが、修正波の最後の下落であるc波は勢いが強いことが多いのが特徴です。

これは、5波が終了しても、トレンドはまだ続くと考える推進波を信じていたトレーダーによる損切りが多く出るためでしょう。

b波でのエントリーは、慌てる必要は全くありません。なぜなら、この時点ではさらに上昇していく推進波を想定するトレーダーが多く存在し、大きく修正してくることが多いからです。

後述するフィボナッチリトレースでいくと50~100%戻しを想定します。

5波の最高値を更新しない限りは、結局は1波のスタート時点まで下落してきますので、大きな値幅も狙えます。

なるべく引き付けてエントリーしたいところで、レジスタンスラインが強固であることなどを確認後にエントリーします。

エントリーポイント付近のレジスタンスラインに、一目均衡表の雲やボリンジャーバンドのセンターラインやσラインなどがあればさらに精度は高まります。

エリオット波動に効果的なインジケーター

エリオット波動に効果的なインジケーター

エリオット波動とは、相場の現在地を知るにに非常に有効であり、エントリーポイントも的確に示してくれます。

ただし、よほどの熟練トレーダーでもない限りは、なかなか正確に波動を数えられないという問題があり、初心者には、考え方としては有効だけれでも実戦での利用は難しいテクニカル分析となります。

ところが、誰でも簡単に無料でダウンロードして、エリオット波動をカウントしてくれるインジケーターがあります。

エリオット波動のカウント対応インジケーター

そのインジケーターとは、皆さんよくご存じの「MT4」にデフォルトで入っているZigzagです。

MT4 では、Zigzagを利用することで簡単にエリオット波動を表示することができます。これを利用することで、相場の流れや、エントリー・利確のポイントを的確に知ることができます。

エリオット波動のカウント対応インジケーター①

Zigzagの設定方法は簡単です。

MT4 の上のタグの「挿入」~「インジケーター」~「カスタム」からZigzagを選択したらOKです。

下のようなエリオット波動が簡単に表示されます。

エリオット波動のカウント対応インジケーター②

エリオット波動は使えない?最大の欠点「エクステンション」

エリオット波動は使えない?最大の欠点「エクステンション」

エリオット波動の理論をしっかりと理解して相場に臨んでみたところ、実際に、理論通りにエリオット波動が形成されることはほとんどありません。

エリオット波動を利用した「後付け」の相場解説は多いのですが、エリオット波動で相場を予測することは大変難しいわけです。

こんなことから、エリオット波動は分かりにくいとか、使えないといわれることも多いのですが、その最大の問題点ともいえるのが「エクステンション」の存在です。

エクステンションとは波の延長(延長波)のことです。

つまり、5波で終わるはずのエリオット波動が6波、あるいは7波と延長することがあります。エクステンションは、5波のみならず、1波あるいは3波でも発生しますので、こうなるとますます波動を数えるのが困難になります。

よく相場解説で、エリオット波動のエクステンションで・・・という解説がありますが、往々にして、相場予測が外れた際にエクステンションが理由として挙げられます。

それでもエリオット波動が活用される理由

エリオット波動の数え方をさらに難しくするエクステンションですが、このエクステンションがどの波動で出るかによって、その後の相場の特徴をある程度予測することができます。

エクステンションを知ることは、エリオット波動の精度の高い数え方ができるようになります。

通常、上昇5波動の中で一番上昇力のある3波でエクステンション発生すると考える方が多いでしょうが、5波で出ることも非常に多く、また1波で出ることもあります。

第1波がエクステンションの場合には、3波・5波動はあまり大きな値幅にはなりません

第3波がエクステンションの場合には、5波動目は1波動目の値幅に近くなります

3波目がそれほど大きくない場合は、5波動目でのエクステンションを示唆します。

つまり、1波動目がエクステンションしてしまい大きく上昇した場合には、次の3波動目と5波動目はそれほど大きな値幅にはならないことが予測されます。

また、3波動目がエクステンションした場合には、最後の5波動目は1波動目と同じ大きさ、もしくは、フィボナッチ比率の関係になるイメージが描けます。

そして、1波動目、3波動目が同じくらいの大きさできた場合には、5波動目でエクステンションして激しく動くのではと予測することができます。

このように、一見エリオット波動の数え方を複雑にするエクステンションですが、しっかりと理解することで、優位性のある視点で相場に臨むことができるようになります。



エリオット波動の1波の見つけ方

エリオット波動の1波の見つけ方①

さて、それではエリオット波動の第1波はどうやって判断すればよいのでしょうか?初心者の場合には意外とこれに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

エリオット波動は、他のテクニカル分析と少しばかり異なり、一つの周期で利用しますので、第1波の判断が必要となります。

一つの相場(周期)が終了して、新たな相場の始まりの第1波動を見つけるということですから、これには決まった法則があるというよりは、様々な方法が存在します。

ここでは一つの目安として、第1波を見つける方法を紹介します。

1.下落トレンドラインをブレイク
2.直近の戻り高値をブレイク
3.120MA(移動平均線)をブレイク

これらの条件がそろった場合には、第1波動が発生している可能性は高くなります。これに加えて、大陽線が出ているとさらに確率は上昇します。

エリオット波動の1波の見つけ方②

チャートは、昨年半ばからのビットコインの日足チャートですが、昨年12月に35万円の安値を付けて、その後は少しづつ滑らかな上昇を見せていますが、その段階ではいまだ12月の安値が大底であったと判断するのは難しいところでした。

今年のビットコイン上昇相場が始まったのは4月2日の大陽線からといえるでしょうが、この時点で、上記の3つの条件を全てそろえていました。

まず、120日移動平均線を上抜き、次に下落トレンドラインをブレイク、ここで4月2日の大陽線が出るのですが、同時に直近の戻り高値もブレイクしています。

ビットコインは、その後5月末に100万円近くまで上昇し、6月末に150万円まで上昇して高値をつけています。

10月上旬時点でのビットコインは80万円台まで下落していますが、このことは6月末の150万円で上昇5波が完了している可能性が高いことを示しています。

なぜなら、5月末の100万円弱の高値をすでに割り込んであり、ここを第1波とすることはできなくなっているからです。(3原則の波動4のボトムは波動1のトップを下回らないという法則に合わない)

もっというと、7月17日の安値が98万円を付けたところで、6月末の高値が上昇5波動のトップになった(目先の最高値となった)可能性が高くなっていたことになります。

現時点(2019年10月上旬)でエリオット波動分析から後付けで解釈するのは簡単ですが、ビットコインの8月戻り高値である130万円でショートすることができた人は、7月17日の安値が5月末高値を割り込んでいる事実を根拠としているはずです。

エリオット波動の転換点予測法

エリオット波動の転換点予測法

それでは、エリオット波動を実践で利用する場合の手法について説明していきます。特に、エリオット波動の肝ともいえるフィボナッチ数列を理解すると強力な武器となります。

フィボナッチを利用したエリオット波動の転換点予測法

エリオット波動を理解することで、相場の方向性はある程度分かるようになります。ただし、それではいつ押し目買いを入れたり、利確するのかという時間軸についてはエリオット波動では多くの情報が提供されません。

エリオット波動によるトレードのタイミングを知るのに適しているのが、エリオット波動とフィボナッチリトレースの組み合わせです。

フィボナッチリトレースを利用することで、エリオット波動はさらに強力な武器に進化します。

フィボナッチ数列については、数学の得意な方ならいまさら説明する必要もないでしょうが、ミロのビーナスやピラミッドで有名な「黄金比率」のことです。

つまり、考え方としては、相場も自然のものであり、最終的には自然の法則に従うことになるという考え方です。

論より証拠で、実際の相場で見てみましょう。

フィボナッチを利用したエリオット波動の転換点予測法

このチャートは、ビットコインが本年(2019年)4月2日に大陽線をつけて上昇相場を形成し、6月末に150万円弱の高値をつけ、その後130万円の戻り高値を付けるものの、ここが2番天井となり下落していく、2019年3月後半から7月半ばまでの4時間足のチャートです。

左側の部分が第1波となりますが、4月2日を起点として5月半ばの91万円台を高値としたフィボナッチリトレースを引いています。

第1波の高値から第2波の安値(ボトム:73万円台)はフィボナッチリトレース38.2%となっています。(一番左の黄色い矢印の部分)

第3波は、73万円台のボトムから5月末の98万円のトップまでとなり、ここにフィボナッチリトレースをかけると、第4波の安値が6月5日の80万円台となり、ここはフィボナッチリトレース78.6%に近い水準であったことが分かります。

この6月5日を安値として、6月末の150万円弱まで暴騰するわけですが、その後に急落し7月2日に105万円台まで下落して反発しています。

この105万円台は、第5波動のフィボナッチリトレース61.8%の水準となっています。61.8%から戻す場合には戻しが強いことが多く、7月10日には143万円まで戻し、新値更新するのかという期待を抱かせます。

しかし、ここが戻り高値の限界となりその後は急落し、7月15日に107万円台と再度61.8%水準まで下落しますが、今度は大きく戻すことはなく下落し、フィボナッチリトレース61.8%を割り込んでいくことになります。

これはほんの1例ですが、エリオット波動とフィボナッチリトレースを組み合わせることで非常に役に立つ情報を多く入手することができます。

5つのエリオット波動のトレンド転換型

次に、エリオット波動の5つのトレンド転換型を説明します。特に、三尊型は重要なので実際の相場を使って解説します。

ヘッドアンドショルダー(三尊天井)

ヘッドアンドショルダー(三尊天井)

ヘッドアンドショルダー三尊天井)とは、2つの肩と1つの頭で長時間かけて形成されます。非常に効力の強いパターンとして、多くのトレーダーに利用されています。

チャートは、ドル円の2013年後半から2017年初頭の日足チャートです。

アベノミクスで未曾有の金融緩和が実施され、2015年6月5日に125円台まで上昇している相場ですが、ほぼきれいな形の三尊天井を形成しています。

この三尊型では、115円台が強力なネックラインとなっており、三尊が破られるまで強力なレジスタンスラインとして機能しますが、2016年2月に入ってこのレジスタンスが破られるや、急落相場となります。

節目の100円前後のところから再度上昇相場となる、いったん115円を抜けて118円台まで上昇するものの急落し、その後は115円台が強力なサポートラインとなって今日に至ります。

今後、仮に円安や日経平均が大きな上昇を見せるのであれば、この115円台を抜けるかどうかは大きなポイントとなりそうです。

抜けた場合には、日経平均株価は暴騰するでしょうね。

逆三尊型

これもヘッドアンドショルダーとなりますが、三尊天井が高値をつける相場であるのに対して、逆三尊型は大底(安値)をつける相場に出ます。

ダブルトップ(ダブルボトム)

ダブルトップ(ダブルボトム)

ヘッドアンドショルダー(三尊・逆三尊)は、3つの山(2つの肩と1つの頭)で形成されますので強力な指標となりますが、これには少し劣るものの、ダブルトップも相場の転換点を示します。

ダブるというくらいですから、2つの山(1番天井・2番天井)から形成されます。ヘッドアンドショルダー同様にネックラインを切ったところが相場の転換点となります。

ソーサー

ソーサ―とは皿のことで、ラウンディングターン(円形転換)とかボール型とも呼ばれています。

上昇でも下降でも徐々に買いエネルギーが、あるいは売りエネルギーが抜けつつあるようなパターンが窺えます。

ここでできつつある円形湾曲の方向が、次の中・大勢波動の方向を示していると考えられます。

日本の酒田五法のなべ底転換と同じ考え方で、V字転換型ではなくゆっくりと転換していきます。

ソーサー

チャートは、2018年12月に35万円の安値を付けたビットコインですが、12月から4月にかけてソーサー型であったことが分かります。

ライン

ライン

このラインも、ソーサーと同様に下降相場の終わりを示します。ネックラインを意識してエントリーします。

もちろん、ソーサーもラインも上下が逆の場合もあります。

エリオット波動の波形について

エリオット波動の波形について

上昇5波・下降3波からなるエリオット波動は、6つの波動に分類されます。

I波動:単純な上昇・下落の波動パターン。I波動とは、その1本だけに着目した時だけの分類で、一方向だけに動き続ける相場はないため、いずれ必ずV波動になります。

V波動:上昇から下落、下落から上昇への波動パターン。I波動からV波動になります。

Y波動:上下動を繰り返し、その落差がどんどん広がる波動パターン。N波動が連続したものです。

P波動:上下動を繰り返し、その落差がどんどん縮まる波動パターン。Y波動同様にN波動が連続したものです。

N波動:I波動とV波動が合体した波動パターン。すべての波動パターンの基本形となります。

S波動:急激な上昇・下落した時の波動パターン。サポートライン・レジスタンスラインをブレイクした時に発生します。

エリオット波動4つの値幅計算

エリオット波動4つの値幅計算

エリオット波動には値幅観測があり、「このポイントからこのくらいは上昇(下落)するだろう」と予測することができます。

値幅観測には4つの方法があり、それぞれ説明していきます。

エリオット波動4つの値幅計算②

N計算:その名の通りN字の形となりますが、最初の上昇から調整、そして次の上昇時のラインの長さは最初の上昇時のラインの長さと同じになるという考え方です。

NY計算:これもNとTの文字が見えるところからNT計算といいますが、最初の上昇時の起点から2波のボトムまでの長さと、3波の上昇時の長さが同じになるという考え方です。

E計算:最初の上昇時のラインの長さと、2波のボトムから3波のトップまでの長さが同じになるという考え方です。

V計算:V計算とは、2波の長さと、2波のボトムから3波のトップまでの長さが同じになるという考え方です。

エリオット波動よくあるQ&A

エリオット波動よくあるQ&A

エリオット波動のよくあるQ&Aです。

Q1.エリオット波動でおすすめの時間足は?

初心者のうちは、エリオット波動ってどの時間足で使うのが良いの?という疑問があると思います。

テクニカル分析の教科書の中には、なるべく長い時間足のほうがよいとしているものもありますが、重要なことは数え方をマスターすることで、これさえしっかりマスターしていれば時間軸はさほど気にならなくなるはずです。

事実、短い足でもフィボナッチリトレースなどは驚くほど効果を発揮します。

ちなみに、R・N・Elliotは1時間足の手書きチャートで描いていたという記録が残っています。

Q2.エリオット波動とウォルフ波動の違いや使い方は?

ウォルフ波動とは、ニュートンの運動法則に基づいた理論で、運動法則の中でも「作用反作用の法則」から導き出されたもので、押すと押し返され、引っ張ると引っ張り返されることを言います。

一般的には、エリオット波動が相場全体を表す波動理論であるのに対して、ウォルフ波動は相場の一部分を表す波動理論となります。

相場全体を掴む必要がなく、エリオット波動よりも見つけやすいということから、ウォルフ波動を好むトレーダーは多くいます。

例えば、天底を確認できた相場などでは非常に有効に作用し、損少利大のトレードが期待できます。

Q3.エリオット波動とダウ理論の違いや使い方は?

米国株指標のニューヨークダウなどでお馴染みのダウ理論は、ダウ・ジョーンズによって考案されたものですが、このダウ理論とエリオット波動理論は大変似ています。

実はこれには理由があり、R・N・Elliotはダウ理論を参照してエリオット波動を作成しています。

ダウ理論をさらに進化させようとして作成されたのがエリオット波動と考えるとよいと思われます。

エリオット波動のおすすめ本

エリオット波動のおすすめ本

エリオット波動の最も重要なポイントは、波動の数え方であり、その意味からも基礎を徹底してマスターすることをおすすめします。

エリオット波動に関する本は多く出ていますが、本気でエリオット波動でしょうびうしたいと考えている方におすすめのがこの入門書です。

エリオット波動入門(ウィサードブックシリーズ)
少々お高い本であり、翻訳本ですので読みずらい面もありますが、エリオット波動の基礎の部分は100ページほどで書かれていますので、初心者が勉強するのに適しています。

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