COIN TOKYO

  • 2019/10/14
  • 2019/10/14
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ユニセフが仮想通貨基金を設立、ビットコインとイーサリアムをそのまま運用

このエントリーをはてなブックマークに追加
ユニセフが仮想通貨基金を設立、ビットコインとイーサリアムをそのまま運用 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
国際連合児童基金(UNICEF/ユニセフ)は新たに仮想通貨基金「UNICEF Cryptocurrency Fund」を立ち上げ、仮想通貨の寄付を受け入れています。注目すべき事に、集められたビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)はフィアットに変換されず、そのまま保持され、供給されます。

ユニセフが仮想通貨基金を設立

この取組みは仮想通貨の別のユースケースを示します。ユニセフはリリースで以下のように述べています;

「国連組織としてユニセフは初めて、仮想通貨を使用して、世界中の子どもや若者に利益をもたらすオープンソース技術に資金を提供します。」

ユニセフ事務局長のヘンリエッタ・フォア氏は、仮想通貨基金がユニセフにとって新しくエキサイティングなベンチャーだと述べる;

「デジタル経済と通貨が次世代の生活を形成する可能性があるのなら、それらが提供する機会を探る必要があります。そのため、仮想通貨基金の創設は、人道・開発の仕事における重要かつ歓迎すべき一歩です。」

イーサリアム財団、ユニセフイノベーション基金、そしてGIGAイニシアチブは、最初にUNICEF Cryptocurrency Fundに寄付金を提供した。イーサリアム財団のエグゼクティブディレクター、宮口あや氏は以下のように述べています;

「イーサリアム財団は、イーサリアムとブロックチェーン技術が世界中のコミュニティに対して可能性を示すことに興奮しています。ユニセフのクリプトファンドと協力して、基本的なニーズ、権利、リソースへのアクセスを改善しています。」

ユニセフ仮想通貨基金の立ち上げは、ブロックチェーン技術に関するユニセフの継続的な取り組みの一部です。昨年9月にユニセフ・フランス支部は9種類の仮想通貨で、寄付の受入れを開始しました。同12月、ユニセフは、ブロックチェーン技術を使ってグローバルな課題を解決するために、6つのブロックチェーン新興企業に最大10万ドルを投資する事を発表しました。


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

関連キーワード

人気記事ランキングまとめ

もっと見る