(TraidingViewのETH/BTC 4時間足チャート)
ETH/BTCの4時間足チャートを分析していきます。9月14日より上昇チャートを形成してきたイーサリアム(ETH)は、10月9日に7月中旬以降からレジスタンスラインとして機能していた0.0223BTC台を遂に突破する値動きを見せました。
最高値更新後は一時調整の値動きが入るものの、その下値は20日移動平均線に支えられた値動きが続いています。
本日10月17日まで、20日移動平均線にサポートされた形で揉み合いの値動きを続けているイーサリアム(ETH)は、上値・下値共に収束する値動きとなっており、短期的なトライアングルパターンが形成されつつある状況です。
(TraidingViewのETH/JPY 4時間足チャート)
ETH/JPYの4時間足チャートを分析していきます。対法定通貨チャートでも9月14日より上昇チャートを形成したイーサリアム(ETH)ですが、その後の反落にて価格は大きく戻されています。
その後も上昇への動きを試みる展開は続くものの、上値を伸ばすことは出来ていません。長期的にイーサリアム(ETH)チャートを見た場合、上値が徐々に切り下がった揉み合いの形を形成してきていることがわかります。
また下値に関しても注目です。9月14日より下値も切り上げているイーサリアム(ETH)は2018年12月からの上昇チャネルに支えられた値動きとなっていることがわかります。
そのため今後下値を一段と下げる場合、イーサリアム(ETH)は長期的なチャネルを下方へ抜ける形となり、下落への可能性が高まることになるでしょう。
イーサリアム(ETH)チャートにて今後注目されるポイントは、現在形成されつつあるトライアングルパターンが完成するのか?という点です。現在のトライアングルパターンは10月21日近辺で収束される見通しとなっており、今後更に値幅を収束する場合、トライアングルパターンの形成は色濃くなることになります。
本日10月17日までに20日移動平均線で支えられた形となっているイーサリアム(ETH)は、基本的には強気相場目線となりますが、今後トライアングルパターンが下放れを起こし、20日移動平均線を下回ってしまう場合、これまでの強気相場目線は意識を変えていく必要性も考えられるでしょう。
今後注目する価格帯として、まずは20日移動平均線が推移する0.0215BTC台を下回ることがないか注目しましょう。
上値に関しては、直近の上値である0.0225BTC台を上回ることが出来れば、現在形成されつつあるトライアングルパターンは否定もしくは上放れという形で次の展開を迎えることになります。
九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。