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  • 2019/10/23
  • 2019/10/30
  • コイン東京編集部

空売りとは-仮想通貨取引での活用方法やリスクをわかりやすく解説

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空売りとは+仮想通貨ニュースサイトコイン東京
空売りとは、株式では信用取引の「売り」注文のことで、仮想通貨取引ではFX取引の「売り(ショート)」注文で利用することができます。

本来は、リスクヘッジ手法ですが、差金決済が可能なことからハイリスクハイリターン取引としても利用されます。空売りをマスターすることで下落相場にも対応できるようになります。

空売りとは?リスクやメリット、方法をわかりやすく解説

空売りとは?リスクやメリット、方法をわかりやすく解説

空売りとは、信用取引での「売り」のことで、現金や現物株式を担保として、担保の約3倍までの取引ができる取引手法のことです。

もともとは、長期投資を前提に株式を持っていたいのだが、明らかに下落が予想されるような相場で、現物株式を担保として信用取引で売るという手法が多く利用されていました。

この方法であれば、現物株式を売却する必要もなく、レバレッジ1倍で空売りすることで、下落相場でも利益を狙うことができます。

万が一、相場が反対方向に行ったとしても、現物株式を所有していますので儲け損なうことにはなりますが、実際には損失はありません。

このように、元来はリスクヘッジの手法として利用されていましたが、その後は差金決済として利用されることが多くなり、「空売り」というよりは、単に「売り」もしくは「ショート」と呼ばれることが多くなっています。

空売りとは信用取引の一つ

信用取引や先物取引は危険だ、とよく言われますが、上記のようにもともとはリスクヘッジとして利用されていました。

例えば、仮想通貨相場のように歴史の浅い相場の場合、2018年1月上旬までは右肩上がりの上昇相場でしたので、とにかく買いを入れておきさえすれば儲かる相場でした。

しかし、その後の長期暴落相場では、現物を売却しない限り、ガチホ投資家は相場が下落するのをただ眺めているだけで、含み益がどんどん失われていくのを指をくわえてみることしかできません。

このような相場では信用取引で空売りすれば、下落相場でもただ眺めているだけではなく、利益を狙うことができることになります。

信用取引とは

信用取引には、上記のようにリスクヘッジとしての手法と、レバレッジを利かして保有現金(株式)以上の金額の取引をする手法の2種類があります。

株式相場などでは、非常に多くの個人投資家が信用取引を利用して空売りを行っており、個人投資家の使用取引空売り残高は史上最大規模(2019年10月)となっています。

つまり、多くの個人投資家は将来的に株式市場が下落すると考えていると思われます。

信用取引とは

この表は、2019年10月からの日経平均株価の空売り比率を表示したものです。

信用取引の「買い」と「売り」の比率がピンク色の数字の部分ですが、この数値が50%を超えると日経平均株価は安値から反発することが多くなります。

逆に、空売り比率が40%前半になると日経平均株価は反落しやすくなります。

このように、日経平均株価では「空売り」が相場を大きく動かす要因となっており、いかに多くの個人投資家が信用取引を利用しているかが分かります。

現物取引では空売りはできない

通常、証券会社に口座を開設すると、資金を入金さえすれば、その資金内で現物株式などを購入することができます。

ただし、これだけでは、現物取引は可能でも、信用取引による空売りはできません。

信用取引による空売りをするためには、証券会社で信用取引口座を開設する必要があります。

仮想通貨の空売りをするにはレバレッジ取引(FX)に対応した取引所へ登録が必要

仮想通貨取引所で空売りをするには、レバレッジ取引に対応した仮想通貨取引所に登録する必要があります。

海外では、BitMexのようなFX専用の仮想通貨取引所も誕生していますが、最近では、BinanceOKExなどの大規模な海外取引所でもFX取引ができるようになりました。

もちろん、国内取引所でもレバレッジ取引(FX)に対応しているところは多くあります。

空売りのメリットとリスク

空売りのメリットとリスク

空売りには、リスクヘッジとしての取引手法と、差金決済としてのハイリスクハイリターン手法があります。

空売りのメリットとリスクをしっかりと理解したうえで、取引手法として検討することが大切です。

空売りのメリット

空売りのメリット

まずはメリットから見ていきましょう。

どんな相場でも利益を生むことができる

基本的に、現物投資では買いからしか入れませんので、上昇相場には対応できても、下落相場に対応ができません。

空売り手法を利用することで、どんな相場でも利益を生むことが可能となります。

空売りはどんな相場でも利益を生むことができる

上のチャートは、今年の4月以降のビットコインの上昇相場の日足チャートです。

4月2日の急騰から6月後半に150万円近くまで上昇、現在(10月20日)85万円前後まで下落しています。

4月以降の上昇については、中国人民元のビットコインへの換金が大きな理由といわれていますが、この相場では多くの信用取引(FX)の「買い」が利用されていました。

6月後半に高値を付けてからは下落相場となっていますが、この下落相場で「押し目買い」で対応していると大きな損失を出していた可能性があります。

このような下落相場でも、信用取引(FX)の空売りを利用すれば利益を狙うことができます

ビットコインの24時間取引高ランキング

このランキングは、ビットコインの24時間取引高ランキングです。

見ての通り、断トツ1位となっているのは、ビットコインFXを提供しているBitMexです。ビットコインの24時間取引高の約11%強のシェアとなります。

このFX専用の海外取引所であるBitMex、2019年4~6月後半のビットコインの上昇相場時には取引高のシェアが30%を超えることもあったくらいです。

世界的にも非常に多くの投資家が「空売り」などのFXを利用していることが見て取れます。

少ない資産でも結果が出しやすい

空売りは、信用売り(差金決済)やFX(証拠金取引)では、レバレッジ取引となりますので、保有資産の数倍以上の取引を行うことが可能です。

株式の場合には約3倍のレバレッジとなり、国内仮想通貨取引所のFXでは4倍のレバレッジ取引が可能です。

日本の金融庁の認可を受けない海外取引所のビットコインFXでは、BitMexが100倍のレバレッジが可能で大人気となっており、先日、海外大手取引所のBinanceが125倍のレバレッジを提供するビットコインFXを発表しています。

比較的短期で利益を出しやすい

レバレッジ取引は、リスクテイクの取引となりますので、長時間リスクを取らない短期トレードに優位性があります。

レバレッジをかけることで保有資産以上の取引が可能ですから、比較的短期で十分な利益が望めます

空売りのリスク

空売りのリスクにはどのようなものがあるのでしょうか。

ロスカットの危険性

レバレッジを効かせることで、利益が出る時には大きいのですが、逆にレバレッジをかけることで大きな損失の可能性もあります。

空売りをかけてみたところ、運悪く予想と反対方向にトレンドが発生した際には大きな含み損を抱えることになります。

信用取引やFXには各社が取り決めた最低保証金維持率があり、これを下回った場合には追証(追加で保証金を指定時間までに入金する)が発生します。

追証を入れない場合や指定の証拠金維持率を下回ると、これ以上の損失を防ぐ意味合いから、強制ロスカットされることになります。

信用取引では、特にこれらの追証やロスカットには十分注意する必要があります。

金利や逆日歩の負担

株式の場合、信用取引には、売買手数料の他にも、金利や貸株料という独自の手数料がかかることがあります。

金利は、資金を借りて信用取引の「買い」を行う場合にかかり、貸株料は株を借りて「空売り」する場合にかかります。

また、証券取引所が指定する銘柄の空売りを行う場合には、逆日歩という金利が発生することがあります。

逆日歩は、常にかかるわけではなく、株式が不足した場合にかかるもので、品薄株やカラ売りが集中して株不足になったりする場合にはよく発生します。

仮想通貨FXの場合には、このような金利や逆日歩はかかりませんが、その代わりにレバレッジ手数料が発生します。

空売りの仕組み

空売りの仕組み

空売りの仕組みを、実際のビットコインFXの例で説明します。

空売り取引の流れ

チャートは、ビットコインの日足チャートで、2019年4月2日の急騰から6月後半の150万円弱の高値をつけて、10月20日段階で調整相場となっているところです。

青い⇩は、9月6日のビットコインの値動きですが、高値がレジスタンスラインであるフィボナッチリトレースメント23.6%、およびボリンジャーバンドの+2σラインに抑えられ、かつ比較的長い上ヒゲを残しています。

6月後半の高値からは長期調整客面に入っており、この日の動きは今後の下落相場を予想させるもので、フィボナッチリトレースメント50%、もしくは、何度も節目となっている強力なサポートラインである61.8%ラインを試しに行くものと予想されました。

ビットコインで空売りするためには、ビットコインFXの売り(ショート)を利用することになります。

この日の高値である117万円台では売れませんでしたが、115万円で1枚売れたとします。

その後、相場は予想通りに下落して行くことになり、90万円のところでFXのショート1枚を買い戻しました。

115万円で空売り(ショート)して、90万円で買い戻しましたので25万円の利益となりました。(実際には、レバレッジ手数料が差し引かれます。)

空売りの利益の考え方

もともとは、リスクヘッジの手法として考案された空売りですが、差金決済で利用すると、ハイリスクハイリターン取引となります。

上の例のように、思惑通りに価格が動いてくれえると大きな利益を獲得できますが、価格が予想と反対方向に行ってしまうと大きな損失が発生することになります。

ハイリスクハイリターン商品である以上、長期的に持つこと自体がリスクを大きくしますし、金利やレバレッジ手数料などのコストも発生します。

従って、予想と反対に価格が動いた場合に備えて、ストップロス(損切)を設定しておくことが大切です。

空売りのやり方~仮想通貨取引

空売りのやり方~仮想通貨取引

仮想通貨で空売りする方法について説明します。

レバレッジ取引対応の取引所に登録する

国内取引所の場合には、現時点(2019年10月時点)ではレバレッジ4倍までのFXとなりますが、GMOコイン、DMM Bitcoin、bitFlyerなど8つの取引所でFXによる空売りが利用できます。

海外取引所の場合には、BitmexのビットコインFXがレバレッジ100倍、BinanceのビットコインFXがレバレッジ125倍などハイレバレッジの取引ができます。

レバレッジ取引対応の取引所に登録する

FXによる空売りをするためには、レバレッジ取引に対応した取引所に登録することが必要となります。

海外取引所のハイレバレッジ取引に魅力を感じる方も多いでしょうが、ハイリスクハイリターン商品となりますので、国内取引所の低レバレッジで勝てるようになってから検討することをおすすめします。

空売りの方法

実際に空売りをするにはそのような流れになるのか、国内取引所ZaifのFX(AirFX)の例で説明します。

1.本人確認(電話番号承認と本人確認書類の両方)まで済ませ、ログインします。

2.証拠金として必要になる日本円を入金します。

3.通貨選択ボタンから「AirFX」を選択します。

空売りの方法

次に取引画面から注文を出します。

注文を出す前にスワップ手数料(レバレッジ手数料)を確認します。

ロングなら「買い注文」、ショート(空売り)なら「売り注文」を選択します。

希望する取引価格を入力します。

レバレッジを指定します。(Zaifでは、1、2、2.5、3、4倍の5種類から選べます)

数量を入力します。

任意で、リミットとストップロスを設定します。

「買い注文」または「売り注文」ボタンを押すと注文が確定します。

空売りについてまとめ

空売りについてまとめ

空売りというとリスクが高いというイメージがありますが、それは、ハイレバレッジを利用した差金決済で大きな利益を目指す場合の話です。

ただし、低レバレッジでの利用では、それほど大きなリスクを負う必要もありませんし、下落時にも対応できるなどの大きなメリットがあります。

空売りをマスターすることで、上昇相場・下落相場のどちらでも対応できるようにしておきたいところですね。

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