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  • 2019/11/04
  • 2019/11/04
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ベトナムの銀行TPBankがリップルネットの利用開始、まずは日本からの送金に

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ベトナムの銀行TPBankがリップルネットの利用開始、まずは日本からの送金に
ベトナムの銀行TPBankは、リップル社のブロックチェーンベースの国際送金ネットワークRippleNetを使用した国際送金を、2019年11月の初めから稼働させる事を発表した。

日本からTPBankへの送金を改善

4日のリリースによると、TPBankはブロックチェーンを介した国際送金に成功した最初のベトナム銀行となるという。まずは日本からTPBankアカウントへの送金でスタートし、将来的に韓国を追加する計画だ;

「ブロックチェーン技術により、2019年11月初旬以降のTPBankを介した国際送金は以前よりも速く、便利で安全になります。」

TPBank(Tien Phong Commercial Bank)は今年8月、国境間取引にブロックチェーンを使用するためにSBIと協力すると発表していた。TP BankのNguyen Hung CEOは、Vietnam Insiderのインタビューで以下のように語っていた;

「TPBankは、国際取引へのブロックチェーンの適用についてSBIと協力しています。ブロックチェーンは、柔軟で透過的で分散的な性質を備えるため、送金ネットワークを大幅に改善し、地理的な距離に関係なく即座にトランザクションを実行できる可能性があります。」

TPBankによると、RippleNetはブロックチェーンおよびAPIプラットフォームに基づいた分散型台帳テクノロジーを使用して、トランザクションを高速化するのに役立つプラットフォームだ。RippleNetに参加することで、各トランザクションの情報とステータスが関係者に迅速に更新され、整合性、透明性を確保しながら、マネーオーダーがエラーなく低コストで即座に実行される。

「RippleNetに参加することで、海外からTPBankへの送金はより高速になる一方、キャッシュフローは引き続き外国銀行を経由してベトナムに合法的に転送され、厳重な管理の下、マネーロンダリングの防止と外国為替管理の規制と規定の遵守を確保します。」

先月、決済技術プロバイダーFinastra(フィナストラ)もRippleNetに参加した。Finastraは、大手銀行90社を含む9,000以上の金融機関の顧客基盤を有すテクノロジープロバイダーだ。RippleNetには既に200の金融機関が参加しており、拡大し続けている。

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