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  • 2019/11/08
  • 2019/11/08
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

MoneyGramがリップルベース国際送金の新規4ルートを年内に追加「真のマジックはこれから」

MoneyGramがリップルベースの国際送金で4ルートを年内に追加「真のマジックはこれから」 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
8日のSwell2019で、リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは、MoneyGramのアレックス・ホームズCEOと対談した。MoneyGramは新たに4つの新たな回廊を開き、規模を拡大する意向を表明した。同日、Ripple Insightがまとめた。

リップル技術が国際送金を合理化

2019年6月、MoneyGramはODL(On-Demand Liquidity)を実装する計画を発表した。ODLはブリッジ通貨としてデジタル資産XRPを活用し、事前資金調達の必要性を排除する国際送金ソリューションだ。

半年も経たないうちに、アレックス・ホームズ氏はSwell 2019のステージで、同社が現在、米国とメキシコの国境間送金量の10%をODLを介して移動させており、年内にさらに4つの回廊を追加する予定だと発表した。

「非常にうまく機能しており、今後数週間、数か月間、引き続き増加すると考えています。結局のところ、トランザクションフローと通貨フローを組み合わせると、実際に多くの効率性と規模を実現できると思います。」

ホームズによると、既存の送金プロセスにおける最も非効率的な点は、すべてを米ドルに戻す必要があることだ。国際送金の資金フローを合理化することについて、より多くの改善があるべきと述べた;

「私が最も驚いたのは、レガシープレイヤーが直面しているプレッシャーの大きさです。世界中でお金を移動する際の根本的な課題は金融機関間の調整が多く無い事です。これらすべてをつなぐソリューションが一層求められます。さらに多くの企業が経済をあるべき方向へ動かそうとしています。」

リップルODLとMoneyGramのマジック

MoneyGramは、新技術を実験し、アプリケーションを実際のサービスに落とし込むイノベーションラボをスタートした。レガシーシステムをクラウドに移行し、分散型台帳技術を使用してコアシステムの改善方法を模索しているという。

MoneyGramの強みは、顧客が200を超える国と地域で送金できる同社のグローバルな流動性・決済エンジンだ。この強みは、リップルとの提携によってさらに強化されるとホームズ氏は語る;

「私がODLで気に入っているのは、この技術の最前線にいるということです。我々は数秒で数十億ドルを決済できます。真のマジックは、MoneyGramトランザクションとリップルのODLをペアにすることから生まれます。完全にペアリングされたトランザクションを実現して初めて、お金がデータとともに移動したと言えるでしょう。」

米国を本拠とするMoneyGramは、200以上の国と地域で22,000以上の経路(コリドー)で日常生活に必要なお金を送ることを可能にする、オムニチャネルな送金と決済サービスの世界的リーダーです。‎6月にリップル社はMoneyGramに3,000万ドルを出資し、同社発行株式の約10%を取得する事を発表しました。


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