COIN TOKYO

  • 2019/11/18
  • 2020/04/30
  • コイン東京編集部 ライター兼トレーダー 佐藤希

【初心者でもわかる】BitMEXの使い方(ログイン、チャート確認、入金)、手数料、評判を徹底解説

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【初心者でもわかる】BitMEXの使い方(ログイン、チャート確認、入金)、手数料、評判を徹底解説-仮想通貨ニュースサイト
暗号資産のレバレッジトレードをしたい場合、最高100倍のレバレッジを掛けられるBitMEXを利用するのがオススメです。今回はBitMEXの使い方や手数料などの基本的なポイントや、実際使ってみて分かるポイントを紹介します。これからBitMEXを利用しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

<<目次>>
 1.BitMEX(ビットメックス)の使い方や評判を現役トレーダーが解説
  1-1.ビットコインのレバレッジならbitmex(ビットメックス)と評判
  1-2.BitMEX(ビットメックス)はレバレッジ最大100倍を誇る仮想通貨FX取引所
  1-3.BitMEX(ビットメックス)のレバレッジ取引がおすすめな理由
  1-4.BitMEX(ビットメックス)は日本語対応で初心者にもおすすめと評判
  1-5.BitMEX(ビットメックス)の取り扱い通貨
  1-6.BitMEX(ビットメックス)のキャンペーンで手数料が無料!
 2.BitMEX(ビットメックス)の登録方法・ログインについて
  2-1.BitMEX(ビットメックス)の登録・口座開設
  2-2.BitMEX(ビットメックス)のログイン方法
  2-3.2段階認証の設定
  2-4.2段階認証の設定ページを開く
 3.基本的なBitMEX(ビットメックス)の使い方①-入金/出金
  3-1.BitMEX(ビットメックス)の入金方法
  3-2.BitMEX(ビットメックス)の出金方法
 4.BitMEX(ビットメックス)の使い方②-チャート画面等の見方
  4-1.BitMEX(ビットメックス)のチャートツール
  4-2.チャートツールに搭載されている機能の中でよく使われるものを紹介
  4-3.表示されているチャートと出来高をセットで見よう
 5.基本的なBitMEX(ビットメックス)の使い方③-買い方・取引方法
  5-1.BitMEX(ビットメックス)の取引方法
  5-2.成行注文
  5-3.ストップ成行注文
  5-4.BitMEX(ビットメックス)の取引履歴確認方法
  5-5.BitMEX(ビットメックス)のレバレッジ変更
  5-6.クロスマージンと分離マージンについて
 6.BitMEX(ビットメックス)の手数料
  6-1.BitMEX(ビットメックス)のスプレッド
  6-2.Funding手数料(資金調達率とは)
 7.BitMEX(ビットメックス)のメリットを踏まえた使い方
  7-1.Testnet(テストネット)でデモトレードが可能
  7-2.取引を助けるツールが豊富
  7-3.借金の心配ゼロ!ゼロカットシステム採用で追証の心配がない
  7-4.登録・口座開設が簡単!
  7-5.取引手数料が安い!
  7-6.堅牢なセキュリティ
  7-7.アフィリエイト、キャンペーンも
  7-8.アルトコインのレバレッジ取引!
 8.BitMEX(ビットメックス)のデメリット
  8-1.一部手数料に注意
  8-2.BitMEX(ビットメックス)はアプリがない
  8-3.法定通貨との取引はできない
  8-4.現物取引はできない
 9.BitMEX(ビットメックス)の評判
  9-1.BitMEX(ビットメックス)にまつわるニュース
  9-2.5ch(旧:2ch)
  9-3.Twitter
 10.BitMEX(ビットメックス)の使い方をさらに詳しく
  10-1.BitMEX(ビットメックス)のロスカットルールについて
  10-2.BitMEX(ビットメックス)のメンテナンス情報を確認
  10-3.応用的な取引について
 11.BitMEX(ビットメックス)についてまとめ

BitMEX(ビットメックス)の使い方や評判を現役トレーダーが解説

BitMEX(ビットメックス)の使い方や評判を現役トレーダーが解説

早速BitMEXの使い方や実際に使ってみて分かるポイントを紹介します。レバレッジトレードを行いたい人やBitMEXに興味がある人は必見です。

ビットコインのレバレッジならbitmex(ビットメックス)と評判

暗号資産トレードには、現物をそのまま売買する「現物取引」と証拠金を担保として多くの資金を動かす「信用取引」の2種類があります。

今回紹介しているBitMEXは「信用取引」専門の取引所で、資金を効率的に運用したい人にピッタリといえるでしょう。レバレッジトレードをするトレーダーからは好評の取引所なので、うまく利用するのがオススメです。

BitMEX(ビットメックス)はレバレッジ最大100倍を誇る仮想通貨FX取引所

BitMEXの最大所の特徴はレバレッジの倍率で、最大100倍です。うまく運用すれば少ない資金でも大きな利益を出すことができるでしょう。ただし、予想した方向と逆に相場が動くと大きな損失が出るので注意が必要です。

BitMEXでのハイレバレッジトレードは「ハイリスク・ハイリターン」といえるでしょう。ハイレバレッジのトレードはテクニカル分析などと組み合わせてトレードの勝率を上げていくのがオススメです。

なお、レバレッジは1倍から100倍までの間で任意に設定できるので、トレードに自信がないときはローレバレッジでトレードするのもいいでしょう。

レバレッジ取引=証拠金取引

レバレッジトレードとは「証拠金取引」のことで、預け入れた証拠金を担保としてその何倍もの資金を運用するトレード方法です。FX(外国為替証拠金取引)で有名なトレード手段なので、FXをやっている人ならおなじみでしょう。

BitMEXでは、この証拠金取引を暗号資産で行うことができる取引所です。

BitMEX(ビットメックス)のレバレッジ取引がおすすめな理由

レバレッジトレードを提供している取引所はいくつもありますが、その中でもBitMEXがオススメの理由は以下の通りです。


  • 最大レバレッジ倍率が100倍と高い

  • ゼロカット機能があるので追証のリスクがない


最大レバレッジ倍率については先程紹介したので、ここではゼロカット機能について見ていきましょう。

BitMEX(ビットメックス)は追証なしのゼロカット機能

取引所によってはレバレッジトレードで損失が発生し、損失額が預け入れている証拠金額を上回った場合は追加で証拠金の預け入れが求められます。これを追証といい、レバレッジトレードを行う上で最大のリスクといえるでしょう。

しかし、BitMEXでは証拠金を上回る損失が出た場合でもゼロカットシステムにより、追加の証拠金を求められることはありません。追証がないので、予想外の大きな損失が発生した場合でも借金などのリスクを負うことはありません。

大きな利益を出せるものの、なにかとリスクが発生しがちなレバレッジトレードにおいて、ゼロカットシステムは大きなメリットといえます。

BitMEX(ビットメックス)は日本語対応で初心者にもおすすめと評判

BitMEXはセーシェル共和国にある取引所ですが、日本語にも対応しているので英語や中国語がわからない場合でも安心してトレードできるでしょう。UIや説明は自然な日本語になっているので、違和感なく使えるでしょう。

国外の取引所をあまり使ったことがない初心者でも使いやすいといえます。初めての信用取引にもオススメといえるでしょう。

BitMEX(ビットメックス)の取り扱い通貨

BitMEXはビットコインだけでなく、さまざまなアルトコインも上場されています。2019年11月時点での上場コインは以下の通りです。

■BitMEXに上場されている暗号資産

  1. ビットコイン(BTC)

  2. イーサリアム(ETH)

  3. ライトコイン(LTC)

  4. トロン(TRX)

  5. リップル(XRP)

  6. ビットコインキャッシュ(BCH)

  7. EOS(EOS)

  8. カルダノ(ADA)


これら8種類のコイン全てにおいてレバレッジトレードが行えます。アルトコインFXをしたい人にとっても見逃せない取引所といえるでしょう!なお、各コインの最大レバレッジ倍率は以下の通りです。

■BitMEXの最大レバレッジ倍率
※100倍

  • ビットコイン(BTC)



※50倍

  • イーサリアム(ETH)



※33.3倍

  • ライトコイン(LTC)



※20倍

  • ビットコインキャッシュ(BCH)

  • ライトコイン(LTC)

  • トロン(TRX)

  • リップル(XRP)

  • EOS(EOS)

  • カルダノ(ADA)

アルトコインの最大レバレッジ倍率は、ビットコインより低めなので注意してください。とはいえイーサリアムは最大50倍なので、十分ハイレバレッジのトレードを行えるでしょう。

BitMEX(ビットメックス)のキャンペーンで手数料が無料!

BitMEXはあまりキャンペーンに積極的な取引所ではないものの、手数料無料キャンペーンなどが実施されている場合はそちらも活用してみてください。

BitMEX(ビットメックス)の登録方法・ログインについて

BitMEX(ビットメックス)の登録方法・ログインについて

次にBitMEXに登録する方法をチェックしていきましょう。初めて利用する場合、アカウント開設作業が必要になるので、しっかり覚えておいてください。

BitMEX(ビットメックス)の登録・口座開設

最初にBitMEXに登録(口座開設)する方法について紹介します。これから暗号資産FXに参加しようと考えている人は必見です!

BitMEXのページにアクセスして登録ボタンをクリックする

BitMEXのページにアクセスして登録ボタンをクリックする

最初に、BitMEXのトップページ(https://www.bitmex.com/app/trade/XBTUSD)にアクセスしてください。アクセスしたら上部に表示されている「登録」ボタンをクリックします。

必要事項を入力する

必要事項を入力する

登録ボタンをクリックすると上記のようなページが表示されます。

表示されたらメールアドレス・パスワード・居住国・氏名を入力しましょう。全て正確に入力したら「登録」ボタンをクリックして次に進んでください。

メールアドレスを認証する

メールアドレスを認証する

無事に登録すると確認メールが送信されてきます。メール内にはURLが記載されているため、それをクリックして認証してください。

メール認証が完了したら登録完了です。

BitMEX(ビットメックス)のログイン方法

BitMEX(ビットメックス)のログイン方法

登録(口座開設)が完了したら、正常にログインできるかを確認しましょう。ログインする際はBitMEXのトップページにアクセスし、上部にあるログインボタンをクリックしてください。

ログインボタンをクリックすると上記のページが表示されるので、アカウント情報を入力してオレンジ色の「ログイン」ボタンをクリックします。入力内容が合っていれば正常にログインできるでしょう。

2段階認証の設定

アカウントの登録が完了し、正常にログインできることを確認したらセキュリティを向上させるために2段階認証(2FA)を設定しましょう。設定方法は以下の通りです。

BitMEXにログインしてアカウント情報ページを開く

BitMEXにログインしてアカウント情報ページを開く

まずはBitMEXにログインしましょう。ログインしたら上部にあるメニューから「アカウント」を選択してクリックしてください。

セキュリティセンターを開く

セキュリティセンターを開く

次に、左側に表示されているリストの中から「セキュリティセンター」を選んでクリックしましょう。

2段階認証の設定ページを開く

2段階認証の設定ページを開く

セキュリティセンターの中央部分に「2要素認証を有効化」という欄があるので、そこから2段階認証を設定しましょう。

2段階認証に使えるツールはGoogle AuthenticatorとYubikeyの2種類がありますが、利便性を考えるとGoogle Authenticatorがオススメです。

Google Authenticatorアプリで設定する

Google Authenticatorアプリで設定する

プルダウンメニューからGoogle Authenticatorを選択すると、QRコードが表示されるのでスマホにインストールしたGoogle Authenticatorアプリを起動してスキャンしてください。

スキャンするとBitMEX用の認証コードが発行されるので、そのコードを入力欄に入力します。最後に「送信」ボタンをクリックして設定完了です。

認証コードには有効期限があるので、素早く登録しないとコードが無効化されます。無効になった場合は新しく表示されたコードを入力し直して送信してください。

アカウントクラッキングを防止して資産を守るためにもBitMEXに登録したら実際にトレードする前に2段階認証を設定しておきましょう!

基本的なBitMEX(ビットメックス)の使い方①-入金/出金

続いてBitMEXの入出金方法を紹介します。暗号資産の入金や出金は、トレードする上で必須になる手続きなのでしっかり覚えておきましょう。

BitMEX(ビットメックス)の入金方法

最初にチェックするのは入金方法です。トレードに使う証拠金を預け入れるために使うことになるので、必要なときにすぐに入金できるようにしてください。

入金方法は以下の通りです。

トップページでアカウントをクリックする

トップページでアカウントをクリックする

まずはBitMEXにログインし、トップページにアクセスしてください。その後、上部に表示されている「アカウント」ボタンをクリックします。

入金をクリックする

入金をクリックする

次に、「入金」ボタンをクリックしてください。入金ボタンは左側のメニューまたはウォレット画面中央部にあります。

表示されている入金用アドレスにビットコインを送金する

表示されている入金用アドレスにビットコインを送金する

入金ボタンをクリックするとビットコイン入金用のアドレスが表示されるので、表示されているアドレスに宛ててウォレットなどから送金してください。

誤送金防止のためにも、アドレスはコピペすることをオススメします!なお、最低入金額は0.0001 BTCです。

BitMEX(ビットメックス)の出金方法

次にBitMEXに預け入れた証拠金を引き出す方法を紹介します。トレードで得た利益を出金する場合はこの方法を利用してください。

トップページでアカウントをクリックする

トップページでアカウントをクリックする

入金時と同様に、まずはBitMEXにログインしてください。ログイン後は上部にある「アカウント」ボタンをクリックします。

出金をクリックする

出金をクリックする

次に出金ボタンをクリックしましょう。出金ボタンは前述した入金ボタンの隣にあるので、迷うことはないでしょう。

出金する

出金する

BitMEX(ビットメックス)の使い方②-チャート画面等の見方

BitMEXの使い方についても詳しく見ていきましょう。今回はチャートツールについて詳しくチェックしていくので、テクニカル分析を活用したい人は必見です。

BitMEX(ビットメックス)のチャートツール

BitMEX(ビットメックス)のチャートツール

BitMEXのトレード画面を開くと、右下にチャートが表示されています。チャートウィンドウ右上の拡大ボタンをクリックするとチャートが拡大されるので、より詳しく見たい人は拡大しましょう。

チャートにはTradigViewのものが採用されており、テクニカル分析に必要な各種インジケータやライン表示機能などが搭載されているので、ぜひ活用してみてください。

チャートツールに搭載されている機能の中でよく使われるものを紹介

 チャートツールに搭載されている機能の中でよく使われるものを紹介

ここでは、BitMEXのチャートツール(Trading View)に搭載されているさまざまな機能の中で、よく使われるものを紹介します。

1. ラインマーカー

チャートウィンドウ左側にあるトレンドラインのボタンをクリックすると、直線が引けるラインマーカーが起動します。

ラインマーカーはトレンドラインを引くだけでなく、レジスタンスラインサポートラインを引くためにも役立つため、積極的に活用しましょう。チャート上に直線を引きたい時に幅広く活用できます。

うまく利用すれば、三角持ち合い相場を探し出したり要注目ポイントを目立たせたりできるでしょう。

2. 時間軸の変更

チャートウィンドウ左上の「1h」などと書かれたところをクリックすると、ローソク足チャートの時間軸を変更できます。1分から1月まで幅広く対応しているので、トレードスタンスに応じて適切なチャートをチェックしましょう。

後述する新規チャートウィンドウとセットで使えば、複数の時間軸のチャートをセットでチェックすることも可能です。

3. チャートの種類変更

時間軸変更ボタンの隣にあるローソク足チャートの形をしたボタンをクリックすると、チャートの種類を変更できます。

ラインチャートや中空ローソク足チャートをチェックしたい場合は、ここから切り替えてください。

4. インジケータ

プロパティの右隣にある「インジケータ」ボタンをクリックすると、テクニカル分析に役立つインジケータをチャート上に表示させられます。

移動平均線や一目均衡表、MACDなど多種多様なインジケータが存在しているので、うまく活用してください。テクニカル分析でよく使われるインジケータは一通り揃っています。

5. 新規チャートウィンドウを開く

チャートの上部に表示されているボタンの内、一番右側のボタンをクリックすると新しいチャートウィンドウが開きます。

既存のチャートウィンドウと新しいチャートウィンドウは個別に操作できるので、複数の時間軸のチャートをあわせてチェックしたい場合や複数のインジケータを併用したい場合に活用してください。

ほかにも別の通貨ペアのチャートを表示させて関連性を調べるなど、使い方は多種多様です。

6. テキスト入力

チャートウィンドウ左側にある「Aa」と書かれたボタンをクリックすると、チャート上にテキストを挿入することができます。

注目点やメモなどをチャート上に表記しておけば、備忘録としても活用できるでしょう。見逃したくないポイントをチェックしておくのに最適なツールの1つです。

表示されているチャートと出来高をセットで見よう

表示されているチャートと出来高をセットで見よう

チャートやインジケータをチェックしたり、トレンドラインを引いたりしても価格予想がしにくい場合もあることでしょう。また、明確なシグナルが出ているように見えてもダマシが疑われる場合もあります。

そのような場合には、チャートウィンドウの下部に表示されている出来高をあわせてチェックするのがオススメです。出来高は市場参加者の注文の様子を示すものなので、トレードの判断に大いに役立てられるでしょう。

基本的なBitMEX(ビットメックス)の使い方③-買い方・取引方法

続いてBitMEXで実際に信用取引を行う方法について紹介します。それぞれの注文方法の特徴や使い方、証拠金の見方などをしっかり覚えておいてください。

BitMEX(ビットメックス)の取引方法

最初にチェックするのは取引方法です。BitMEXで売買するためにはこれから紹介する方法を使うので、一通り覚えておきましょう。特に注文方法やストップロスの設定方法は要チェックです!

指値注文

指値注文

指値注文とは、購入したい数量とレートを指定して発注する注文方法です。指値注文を行った場合、指定したレートになったらトレードが成立します。

具体的な注文方法は以下の通りです。BitMEXにログインしたら、手順通りに操作して注文しましょう。

■指値注文をする方法

  1. 発注ウィンドウ(画面左側)にある「指値」をクリックする

  2. 数量欄に購入・売却したい数量を入力する(USD単位)

  3. 指値欄に購入・売却したいレートを入力する

  4. 売り/買いの注文ボタンをクリックする

指値注文を行うときは、特別な事情がない限りは「Post-Only」にチェックを入れておくことをオススメします。

これにチェックを入れておくと、注文が必ず板に乗るので確実にMaker手数料が適用されます。Maker手数料は-0.025%となっており、手数料分のコインをもらえるので見逃せません。

成行注文

成行注文

成行注文とは、購入/売却したい数量のみを指定してすでにオーダーブックにある注文を消化する方法です。相場急変時など、速やかにトレードを成立させる際に使えるトレード方法なので、こちらも覚えておいてください。

成行注文を行う方法は次の通りです。

■成行注文を行う方法

  1. 発注ウィンドウ(画面左側)にある「成行」をクリックする

  2. 数量欄に購入・売却したい数量を入力する(USD単位)

  3. 売り/買いの注文ボタンをクリックする

注文が完了すると、オーダーブックに掲載されている注文の中から売りの場合は高い方から、買いの場合は安い方から順番に消化します。基本的に注文とほぼ同時にトレードが完了するでしょう。

この場合にはTaker手数料0.075%が徴収されます。

ストップ成行注文

ストップ成行注文

ストップ成行注文とは逆指値注文とも呼ばれ、予想と逆方向に動いた場合のストップロスをあらかじめ設定しておく方法です。

実際にストップ成行注文を行う方法は以下の通りです。

■ストップ成行注文を行う方法

  1. 発注ウィンドウ(画面左側)にある「ストップ成行」をクリックする

  2. 数量欄に購入・売却したい数量を入力する(USD単位)

  3. 逆方向に動いた場合の決済価格を入力する(USD単位)

  4. 売り/買いの注文ボタンをクリックする

実際の使い方の一例を見ていきましょう。

1 BTC = 8,500 USDのときにストップ成行で買い注文を行い、ストップ価格に8,000 USDを設定しておけば、予想に反して大幅に価格が下落して8,000 USDに到達すると自動で売り注文が執行されます。

そのため、随時相場をチェックできない状況でこれを利用すれば、予想外の大幅な損失を避けられるでしょう。

どちらかの方向に大きく動くことが予想されるものの、どちらに動くかがわからない場合に売り/買い両方向にストップ成行を行い、両建てをするという方法も有効です。

実際の動きと逆方向のポジションは、指定レートに達した時点で自動で決済されるため損失を減らせます。動いた方向のポジションはそのまま保有すれば大きな利益を出せる可能性があるでしょう。

動きが小さいと失敗するものの、大きく動くと予想される場合は有用なのでぜひ使ってみてください。

BitMEX(ビットメックス)の取引履歴確認方法

BitMEX(ビットメックス)の取引履歴確認方法


  1. BitMEXにログインする

  2. アカウントをクリックする

  3. 取引履歴をクリックする


BitMEXの取引履歴を確認する方法は上記の通りです。これまでの取引履歴や利益などをチェックしたい場合は確認してみてください。

なお、この取引履歴はCSVでダウンロードすることもできるので、PCで管理して税務処理などに役立てたい場合には活用してみましょう。

BitMEX(ビットメックス)のレバレッジ変更

BitMEX(ビットメックス)のレバレッジ変更

BitMEXではレバレッジを変更することができ、取引画面の注文入力欄の下のゲージで変えられます。

「クロス」と書かれているところに設定するとクロスマージンとなり、この場合のレバレッジはその通貨ペアにおける最大倍率です。

「1x」や「100x」などと書かれているものは分離マージンで、レバレッジは書かれている数字になります。

分離マージンとクロスマージンについては後述するので、それぞれの意味をしっかり理解して適切に利用しましょう。

クロスマージンと分離マージンについて

クロスマージン: 入金した資金全てを証拠金として扱うトレード方法
分離マージン: 証拠金に充当する金額をあらかじめ設定するトレード方法

クロスマージンと分離マージンの特徴は上記の通りです。クロスマージンを利用すれば入金額全てが証拠金になるため、ロスカットが執行されにくいというメリットがあります。

ただし、一気に大きな損失が出ると入金額全てを失う可能性があるので注意が必要です。

分離マージンを利用すれば損失を限定できるものの、運用できる資金が限られます。それぞれのメリット・デメリットをしっかりチェックして資金を運用しましょう!

BitMEX(ビットメックス)の手数料

■取引手数料

  • Maker: -0.025%

  • Taker: 0.075 %

  • Funding: -0.375~0.375%(変動性)

  • 決済: 無料



■入出金手数料

  • 入金: 無料

  • 出金: 無料

  • 送金: 有料(トランザクション手数料がかかる)


BitMEXの各種手数料は上記の通りです。

手数料はレバレッジを掛けた後のトレード金額に対してかかるため、高くなりがちです。ただし、Maker手数料がマイナスなのでこれを利用すれば手数料分のコインをもらうことができ、お得にトレードできるでしょう。

Funding手数料は相場の状況によって異なるため、随時チェックしてください。

BitMEX(ビットメックス)のスプレッド

BitMEX(ビットメックス)のスプレッド

BitMEXでは、オーダーブックの状況によってスプレッド(売値と買値の差額)が発生します。スプレッドは注文ボタンに記載されている売値と買値の差額を計算するとわかるでしょう。

上記の画像の場合は売値が8550.5 USDで買値が8551.5 USDなのでスプレッドは1 USDです。ビットコインFXを提供している他の取引所と比べると、スプレッドは狭めといえるでしょう。

Funding手数料(資金調達率とは)

Funding手数料(資金調達率とは)

Funding手数料はスワップポイントに相当し、ポジションを保有していると8時間に1度かかる手数料です。

BitMEXのFunding手数料は資金調達率によって変動し、場合によってはマイナス手数料になっています。マイナス手数料の場合は8時間ごとに手数料分のコインが貰えるので、これで利益を出すこともできるでしょう。

次の判定時刻までの残り時間も表示されているので、手数料で稼ごうと考えている場合はあわせてチェックしてください。

BitMEX(ビットメックス)のメリットを踏まえた使い方

BitMEX(ビットメックス)のメリットを踏まえた使い方

ここまでで、BitMEXの特徴をチェックしていきました。続いてBitMEXのメリットを生かした利用方法について紹介するので、よりお得にトレードしたい人はチェックすることをオススメします。

Testnet(テストネット)でデモトレードが可能

BitMEXにはTestnetと呼ばれるデモトレード機能が用意されており、証拠金の入金からトレード方法までの一通りの流れを体験することができます。

初めて信用取引に挑戦する場合や使い方に不安を感じている場合などは、Testnetを利用して流れを掴んでおきましょう。使い方を覚えておけば本番のトレードで迷うことはなくなるでしょう。

取引を助けるツールが豊富

BitMEXは有名な取引所で、APIを提供しているのでここでトレードするためのツールがたくさんリリースされています。CrossTraderなどの有名ツールがあるので、うまく活用すればトレードの助けになるでしょう。

ただし、これらのツールはサードパーティ製なので利用は自己責任です。バグやトラブル、誤動作などで損失がでるかもしれません。

借金の心配ゼロ!ゼロカットシステム採用で追証の心配がない

BitMEXではゼロカットシステムを採用しているため、預け入れた証拠金以上の損失が出た場合でも追加で証拠金の預け入れを求められることはありません。

損失は証拠金の範囲に限定されるため、借金を抱える心配をする必要はありません。少額の資金を効率的に運用する場合にも助けになるので、信用取引をメインにしたい場合は必見です!

登録・口座開設が簡単!

登録方法はとても簡単で、数分で完了します。他の取引所にありがちな本人確認の手続きもないので、アカウントを開設すればすぐにトレードをスタートできるでしょう。

簡単手続きで利用できるので、とりあえず使ってみたいと考えている人はアカウントを開設してみるのがオススメです。

取引手数料が安い!

Maker手数料が-0.025%で、トレードすればするほど手数料を貰えるのが特徴です。スキャルピングやデイトレードなど、頻繁なトレードを繰り返すスタイルで投資する人にはオススメといえるでしょう。

ただし、Taker手数料はほかの取引所に比べて高めなので注意してください。基本的にMaker手数料の範囲でトレードするようにすれば、手数料の安さというメリットを享受できるでしょう。

堅牢なセキュリティ

BitMEXはセキュリティが高く、安全な取引所の1つといわれています。以前に利用者のメールアドレスが流出する事故が起きたものの、暗号資産が流出する重大な事故を起こしたことはありません。

数ある取引所のなかでもセキュリティに力を入れているので、安全性の面でもメリットがあるといえるでしょう。とはいえ、何が起こるかわからないので余剰資金はウォレットに退避させておくなどの対策は必要になるでしょう。

アフィリエイト、キャンペーンも

BitMEXではアフィリエイトプログラムを提供しており、紹介リンクから登録したユーザーがトレードすると、手数料の一部が紹介者に還元される仕組みになっています。

そのため、暗号資産関連のブログやサイトを運営していてアフィリエイトで収益を上げたいと考えている場合は、ぜひ使ってみてください。

アルトコインのレバレッジ取引!

ビットコインのレバレッジ取引だけでなく、アルトコインのレバレッジ取引も提供している取引所です。アルトコインのレバレッジはコインによって20倍~50倍なので、ハイレバレッジの取引を楽しめるでしょう。

アルトコインのレバレッジ取引を提供している取引所は少なく、提供していたとしてもレバレッジが数倍程度であることが多いので、アルトコインFXに挑戦したい人にもピッタリです。

BitMEX(ビットメックス)のデメリット

BitMEX(ビットメックス)のデメリット

BitMEXを利用する場合、いくつかの注意しておきたいポイントが存在しています。ここでは注意点を紹介するので、BitMEXを使う際にはしっかり覚えておくことをオススメします。

一部手数料に注意

BitMEXはマイナス手数料が魅力的に見えるかもしれませんが、マイナス手数料でない場合はそれほど安くないので注意が必要です。

また、手数料はレバレッジを掛けた後の取引金額に対してかかるため、取引金額が大きくなると予想以上に手数料が高く感じるかもしれません。

特にTaker手数料とFunding手数料には注意が必要です。Funding手数料が高くなっていて支払いたくない場合は、手数料徴収時刻の前に決済しておきましょう。

ただし、この場合はレートもしっかりチェックして大きな損失が出ないかをチェックするのを忘れないようにしてください。

BitMEX(ビットメックス)はアプリがない

スマホでBitMEXを利用したいと思っている人も多いかもしれません。しかし、スマホで簡単にトレードするためのアプリはリリースされていないので注意が必要です。

スマホで取引自体は可能

とはいえ、スマホを利用したトレード自体は可能です。スマホデイトレードする場合はブラウザでBitMEXのサイトにアクセスしましょう。

BiMEXのサイトはスマホのブラウザで問題なく動作するので、迷わずトレードできるでしょう。頻繁にスマホで使う場合は、BitMEXのトップページをブックマークしておいてください。

法定通貨との取引はできない

BitMEXでは、USDやEUR・JPYなどの法定通貨を利用したトレードはできません。証拠金はビットコインでの預け入れとなるので、注意してください。

法定通貨と暗号資産をトレードするための取引所は別に用意しなければならないため、あらかじめ準備しておきましょう。

現物取引はできない

BitMEXは信用取引専用の取引所なので、現物取引はできません。暗号資産の現物取引をしたい場合や証拠金として預け入れるビットコインを超厚したい場合は、現物取引に対応している取引所を利用しましょう。

BitMEX(ビットメックス)の評判

BitMEX(ビットメックス)の評判

次に実際にBitMEXを利用している人の評判を見ていきましょう。利用しようかどうか迷っている人で、実際のユーザーの声を聞きたい人は必見です。

ここではBitMEX関連のニュースやユーザーの声をピックアップして紹介します。

BitMEX(ビットメックス)にまつわるニュース

最初に、BitMEX関連のニュースについて簡単にみておきましょう。2019年に話題になったニュースには、以下のようなものがあります。BitMEXの評判が気になる人は、ぜひ参考にしてください。

5ch(旧:2ch)

5chに投稿されている口コミも簡単にチェックしておきましょう。

チャートの遅延やばくない?障害レベルかなと思うことがある。つかレバしてると致命傷になるから勘弁してくれ

どこか良い取引所ないかな?もうmexは見切り付けたくなってきた

引用元: https://fate.5ch.net/

取引所のチャートの遅延が起きることがあるとの口コミがありました。利用する際は、チャートが遅延する可能性があるため、MT5などの別のチャートツールを併用するのもいいかもしれません。

BitMEXの一部の顧客のメールアドレスが漏えいしてるんだけど
具体的にはBitMEXから送られてきたメールの宛先欄に自分のメールアドレス以外も表示されてる
たぶん一斉送信時に送った人全員のメアドが表示されるようにしちゃったんだな

引用元: https://fate.5ch.net/

メールアドレス流出事件の話題もありました。

チャートの遅延に関する話題はあるものの、使いにくいという話題はあまりないので、便利に活用できるでしょう。

Twitter



BitMEXは使いやすくて取引量も多いと好評です。ビットコインFXをするなら見逃せない取引所といえるでしょう。



注文機能が豊富というメリットもあるので、ビットコインFXをするなら活用できる取引所になるでしょう。

BitMEX(ビットメックス)の使い方をさらに詳しく

引き続きBitMEXの使い方を詳しくチェックしていきましょう。これから使おうと考えている人は必見です。

BitMEX(ビットメックス)のロスカットルールについて

BitMEXでは、取引所側が設定した証拠金維持率を下回るとロスカットが執行されて強制決済されます。

基本的に証拠金維持率が0.5%を下回るとロスカットが執行されます。100倍でトレードしている場合は少しの変動でロスカットが執行されることがあるので、チャートをしっかりチェックしておきましょう。

BitMEX(ビットメックス)のメンテナンス情報を確認

BitMEXでは不定期にメンテナンスが行われます。メンテナンス情報が告知されると、注文が集まってBTCの価格が変動することがあるので、メンテナンス情報はしっかりチェックしておきましょう。

BitMEX公式サイトやTwitterなどで告知されるので、この2つは要チェックです!

応用的な取引について

BitMEXでは、一般的な指値注文や成行注文・逆指値注文だけでなく、それらの注文を活用して応用的なトレードを行うことができます。応用的なトレードには以下のようなものがあります。

Post-Only

Post-Onlyは指値注文を行う際に利用でき、これを利用するとTaker注文になる指値注文を行った際は自動でキャンセルされます。そのため、Taker手数料を支払いたくない場合はこれを利用するのもいいでしょう。

ただし、キャンセルになることによって本来成立するはずのトレードが成立しなくなるというデメリットもあります。したがって、Post-Onlyを利用する場合は注意が必要です。

アイスバーグ注文

アイスバーグ注文

アイスバーグ注文を利用する場合は、指値注文を行うときに「非表示」にチェックを入れておくと利用できます。アイスバーグ注文ではオーダーブックに注文が乗らないため、大口注文などの隠しておきたい注文をする際に利用できるでしょう。

小口注文ではメリットがほぼないため、大口注文をしないなら利用する機会はほぼないでしょう。

減少限定注文

減少限定注文

減少限定注文とは、指値注文を行うときに「減少限定」にチェックを入れることで利用できます。これは誤発注防止機能の1つで、自分がすでに保有しているポジションを減少させる注文のみを通すものです。

もし、3BTCの買いポジションを保有しているときに1BTCと間違えて11BTCの売り注文を出した場合、自動でキャンセルされて発注されません。

また、売りと買いを間違えて買い注文を出してもキャンセルされます。誤発注を防ぎたい場合は、ぜひ活用してみてください。

BitMEX(ビットメックス)についてまとめ

今回はBitMEXの登録方法から使い方、注意点まで詳しくチェックしていきました。

BitMEXは最大レバレッジ100倍でトレードでき、取引量も多いので便利に使える取引所と言えるでしょう。信用取引をメインにトレードしたい場合は、ぜひ活用してみてください。

ゼロカットシステムもあるので、少額の資金を信用取引で効率的に運用したい場合でも安心して使えるでしょう。

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