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  • 2019/11/21
  • 2019/11/21
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ペイパルCEOがビットコインの所有を認める|フェイスブックLibra脱退の理由を明かす

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ペイパルCEOがビットコインの所有を認める|フェイスブックLibra脱退の理由を明かす +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
PaypalのCEO、ダニエル・シュルマン氏は個人的にビットコインを所有していることを明らかにした。同氏はまた、暗号通貨に関するPaypalの見解、フェイスブックのLibraプロジェクトを辞退した理由についても語った。20日にフォーチュンが伝えた。

ペイパルCEOがビットコインを所有

シュルマン氏は暗号資産について、「まだ非常に不安定」であるため、僅かなマージンで運営している商人からの需要は「あまりない」と述べた。採用には、即座に法定通貨に変換する必要があり、そこには『変換コスト』が発生すると指摘。「ボラティリティが少なくなるまで、商人の広範な採用はないだろう」と見解を示した。

「だからといって、暗号資産が有意義なアイデアとは思わない。人々が多く暗号資産を取引しているというわけでもない。現在はキャッシュよりも商品(コモディティ)に近い。様々な国や場所で、オルタナティブよりも安定したユースケースを考えることができる。」とシュルマン氏は加えた。

フォーチュンから「個人的に暗号資産を所有していますか?」と聞かれ、同氏は「Yes. Bitcoin.」と答えた。「ビットコインのみですか?」と確認されると「Only. Yes」と回答。所有量については触れなかった。

ブロックチェーンの可能性

シュルマン氏は、ブロックチェーン技術に多くの可能性があると考えている。しかし、現在のシステムは非常に効率的であり、ブロックチェーンが効率を改善するとは考えていない。代わりに、『アイデンティティ』に関する分野に有用だと指摘した。

「必ずしもそれを使用してコストを8分の1に削減するわけではない。もしそれが低コストのインフラストラクチャと分かれば、全社がそれに移行するだろう。」

フェイスブックLibraについて

Paypalは独自の暗号資産プロジェクトにも取り組んでいることが伝えられている。同社CFOのジョン・レイニー氏は今年5月、ブロックチェーンと暗号通貨に取り組んでいるチームがあると述べた。しかし、シュルマン氏は「競争は望んでいない」と述べ、必ずしもLibraと競合するわけではないと語った。

シュルマン氏は2014年にPaypalに入社して会社をリードしてきたが、Paypalの先代CEOは現フェイスブックLibraプロジェクト責任者のデーヴィッド・マーカス氏だ。フェイスブックが6月にLibraプロジェクトの計画を発表したとき、マーカスはPaypalを訪問してプロジェクトについて話したという。

「彼は当社にとって魅力的な方法で、金融包摂について組み立てました」(シュルマン氏)

しかし、詳細が明らかになると、PaypalはLibraプロジェクトに「まだやるべきことがたくさんある」と認識。そしてPaypalは「自社のロードマップに集中すれば、Libraにリソースを投入するよりも早く、金融包摂を進められる」という結論に至ったようだ;

「それは酷い離婚ではありません。私たちが非常に興味を持っていた道を、彼らも歩み始めたというだけのことです。おそらく後で一緒に働くことができる方法があります。」(シュルマン氏)

シュルマンはさらに、Libraが直面している規制上の課題が、プロジェクトを離脱した理由ではないと強調した。


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