参考:Bakktのビットコイン先物取引量が過去最高値-ビットコインが6%上昇する中で
Bakktには、マンスリー・デイリーの2つの先物契約がある。期日にBakktウェアハウスに物理的にデリバリーされる。ビットコイン支持者が期待することは、Bakktを通して機関投資家に現物のビットコインが受け渡されること。取引は期日に現金ではなくビットコインで決済されるため、理論的にはビットコインの需要増加を連想させる。しかし、これまでのところ実際に決済されたビットコインはほとんどないようだ。
Bakkt futures are paper contracts offering physical delivery.
— Alex Kr체ger (@krugermacro) December 1, 2019
Futures are not backed by bitcoin. Traders trade on margin and need to have collateral (cash).
Prior to expiry, traders close/roll or go physical. Those holding a short into expiry must have bitcoin in the warehouse. pic.twitter.com/iEU4Mi8dmf
参考:Bakktのビットコイン先物取引が記録更新-マーケットメイカーのヘッジ機会に?
Bakktのボリュームはビットコインに完全に裏付けられると考えられるがそうでもないようだ。Bakktでトレーダーは『現金』を証拠金に取引できる。
トレーダーのAlexKrügerによると、Bakktの10月と11月のマンスリー先物では、わずか32 BTCしかデリバリーされなかった。デイリー先物ではわずか2 BTCだ。Krügerは、12月に100 BTCがデリバリーされても驚かないと述べたが、それでも今日のBakktの取引量の4分の1に過ぎない。
「規制された出来高の増加は良いこと。Bakktの成長は非常にポジティブ。それでも、BakktはCMEとそれほど違いはない。それはほぼ完全にペーパートレーディングだ(模擬取引)だ。」
2017年12月に開始されたシカゴマーカンタイルグループ(CME)のビットコイン先物は、2019年第3四半期の平均は1日あたり5,534契約で、27,670 BTCに相当した。この契約は現金で決済される。
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