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  • 2019/12/10
  • 2019/12/10
  • コイン東京編集部

リップル(XRP)がマレーシアの暗号資産取引所LUNOに上場へ|CEOはユースケース拡大に意欲

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リップル(XRP)がマレーシアの暗号資産取引所LUNOに上場へ|CEOはユースケース拡大に意欲
マレーシアの暗号資産取引・ウォレットサービスLUNOは、年明けにもリップル(XRP)を上場する。9日にMalaysian Reserveが伝えた。

XRPがマレーシアLUNOに上場へ

LUNOによると、XRPはマレーシア準備銀行(TMR)や証券取引委員会(SC)に承認された暗号資産であり、ビットコインやイーサリアムと同様に取引が認められている。

「顧客の安全と規制へのコンプライアンスを最優先事項として、成長に合わせて暗号資産の提供を計画的に増やしています」とLUNO東南アジアのGM、デビッド・ロウ氏は語る

同氏は、年末または年明けにプラットフォームにXRPを追加すると述べた。「LunoのプラットフォームでXRPを採用することで暗号資産市場をさらに活性化し、国内のアルトコインに対する需要の増加に対応できる」。

CEOはユースケース拡大に意欲

LUNOは取引プラットフォームとしてだけではなく、企業としてブロックチェーンや暗号通貨の使用を一般化したいと考えている。

「XRPの取引を許可することは、マレーシアで暗号資産のユースケースの採用を促進・加速する最初のステップにすぎません。」(ロウ氏)

ビットコインがストアオブバリュー(価値の保存)に使用されている。イーサリアムはスマートコントラクトを作成し、適切なプログラムを介して取引プロセスを自動化する機能を備えている。

「リップルには送金のユースケースがあるため、マレーシア人に紹介したいと考えています。ユーザーがこの技術にアクセスして、この技術を学び、自分たちの利益のために使用する新しい方法を見つけられるようにしたい。」

マレーシアの規制当局と暗号資産取引所

今年初め、SCはマレーシアで稼働する約43の暗号資産取引所を特定し、すべての事業者にライセンス申請を要求した。6月に3つの取引所(Luno Malaysia、Sinegy Technologies、Tokenize Technology)のみが運用継続を許可された。

ロンドンに拠点を置くLunoは2013年に設立され、2年後にマレーシア市場に参入した。Lunoは世界中に300万人の登録済みユーザーを有すが、マレーシアの顧客が全体の大半を占め、ジャカルタ(インドネシア)やシンガポールが続く。

10月下旬にサービスを再開したLunoは、最初の2週間で約250万RM(6500万円)分の取引を処理した。同社は現在ビットコインとイーサリアムをサポートしている。


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