リトアニア銀行はブロックチェーン研究の一環で、銀行はオリジナルの『LBChain』の規制サンドボックスを開発しているという。
「このアプローチは、リトアニア銀行の監督局の規制サンドボックスから派生しています。本件では中央銀行と一般ユーザーのリスクが制御された舞台として貨幣学のニッチ領域が設定されました。法律、技術、サイバーセキュリティなどの問題が複数発生し、解決されており、急速な学習曲線を得てます。」
声明によると、制御されたCBDC実験の一部としてリトアニアの独立記念コイン『LBCoin』が発行される。LBCoinはブロックチェーン上で発行され、2020年春に銀行のオンラインショップで19.18ユーロで販売される。
発行量24,000トークンは6カテゴリに分割され、それぞれ4000トークンが割当られる。この仕組みにより、6セットをコンプリートするためのトークンの交換や追加購入を促す。
銀行の広報担当者がLedger Insightsに語った内容によると、『LBCoin』はNEMブロックチェーン技術を使用し、デジタルトークンはリトアニア銀行が提供するプライベートウォレットに保存される。ただし、トークンをパブリック版のNEMブロックチェーンウォレットに移動する事もできるようになる模様だ。
Here’s a video that highlights the project: https://t.co/gsfuJHoFxA
— Alex Tinsman (Inside NEM) (@Inside_NEM) December 11, 2019
NEM財団代表のアレックス・ティンスマン(Alex Tinsman)氏は、『LBCoin』でのNEMブロックチェーン技術の採用を認めている。
今年2月にリトアニアの中央銀行は、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)、およびデジタル資産について、FMPによる仮想資産の投資ファンドの形成を認め、暗号サービスへの関与の方法を正式に規制し始めた。
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