リップル社の製品ディレクター、クレイグ・デウィット氏はミュージシャンなどのデジタルコンテンツクリエーターと消費者を直接結び付けるため、数か月前からプロジェクトに取り組んできた。同氏によると、従来の流通網でアーティストは楽曲の売り上げの10%未満しか受け取っていない。Xsongsは仲介者を排除し、オリジナルのデジタルコンテンツを収益率100%で世界中に販売できる。
「仲買人を排除することで価格を低減でき、アーティストの収入が増え、楽曲数も増えます」とデウィット氏は語る。アーティストがプラットフォームに音楽をアップロードすると、xSongsは著作権を含むチェックを実行する。
xSongsプラットフォームはBandcampからインスピレーションを得たという。2008年に設立されたBandcampは、アーティストによる楽曲やグッズの直接販売を支援する。ソーシャルメディア機能もあり、購入履歴に基づいて好みの近いユーザー間で交流することも可能だ。ウェブサイトによると、ファンはこれまで4億4500万ドル(480億円)を支払い、過去30日間に890万ドル(10億円)を支払った。
Bandcampはプラットフォーム料金15%+処理手数料6%で計21%を請求する一方、xSongsは常に0%だ。デウィット氏は個人的に資金を負担しており、現在のところxSongsの収益化を求めていないという。
ベータリリースされたxSongsプラットフォームは現在、100のアーティストと500の楽曲を揃えている。デウィット氏は2020年下半期までにアーティスト1,000人、10,000曲の楽曲販売を目指していると語った。
デウィット氏はリップル社のソフトウェアエンジニア、クリス・オプラー氏と共にxSongsプロジェクトに取り組んできた。タッグはさらに自由な時間にプロジェクトに取り組むハッカソンチームを得ており、スケールアップを図っている。デウィット氏にとって音楽は「始まりに過ぎない」、その先には電子書籍、アートを含む様々なデジタルアイテムの直接販売が計画されている。
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