1955年に設立されたVanEckは、ETF、投資信託管理、貴金属などの投資オプションを提供する世界的な投資会社だ。
同社のシミュレーションによると、58.5%のエクイティと38.5%の債券、3%をビットコインに配分するポートフォリオで、累積リターン(CR)は200ポイントを超え、年率リターン(AR)は15.13%となった。この組み合わせによって、「ボラティリティの影響を最小限に抑えつつ、潜在リターンを大幅に増加できる」とVanEckは述べている。
ただし、VanEckによるとこの実現には複数の障害がある。ビットコインは権利者登録のない『無記名資産』であるため、機関によるビットコインの保有手段が限られていること。そして、ビットコインに従来の金融市場からアクセスするためのインフラが不足していることだ。
VanEckはまた、ビットコインを『ストアオブバリュー(価値の保存)』として検証するため、金や米ドルと比較している。
ビットコインと金は希少で恒久性があるため、『貨幣価値』があると考えられている。ビットコインは事前にプログラムされており、2100万枚しか発行されない。VanEckは、移動性、セキュリティ、分割可能性などを含む11のカテゴリで他の2つの資産よりも優れているとして、「ビットコインは「デジタルゴールド」になる可能性があると結論付けている。
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