COIN TOKYO

  • 2020/02/23
  • 2020/02/23
  • コイン東京編集部

ビットコインは健全な調整か、上昇を支える実質出来高のトレンド転換-Arcane Research

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ビットコインは健全な調整か、上昇を支える実質出来高のトレンド転換-Arcane Research
2月19日に10,150ドルから9,300ドルに急落した後に回復したビットコインは、23日に9,650ドル(1,061,500円)で取引されている。ブロックチェーン分析機関Intotheblockのアナリストは、「9,850ドル~9,900ドルで購入した100万ものアドレスグループが存在するため、ブレイクが困難な抵抗線となっている」と指摘した。 

ビットコインの上昇を支える実質出来高

「IOMAP(現在の価格周りの現金の出入り)」は、現在価格の+ -15%の範囲で、投資家のポジションの最も関連性の高い10個のクラスターを表している。Intotheblockは、「9,300ドル~9,600ドルで購入した、90万ウォレットがサポートとして機能している」と加えた。

ビットコインの7日平均実質取引量(Bitwise Asset Management) 引用: Arcane Research
ビットコインの7日平均実質取引量(Bitwise Asset Management) 引用: Arcane Research

これまで多くの人が短期的な下落を購入機会として利用してきた。足元では取引量の増加が報告されており、投資家が現在の市場に押し寄せた可能性がある。

Arcane Researchによると、ビットコインの7日間平均実質取引量は過去1週間で1日あたり10億ドル近くを記録した。7日間平均実質取引量は2019年7月以降減少していたが、2020年にトレンドが反転した。こうした傾向は強気相場の『健全なシグナル』だ。ビットコイン価格が1000ドル下落した過去1週間に、この数値はさらに増加した。

引用: Arcane Research
引用: Arcane Research

恐怖と強欲指数は、2週間ほど「貪欲」の指標を経験した後、過去数日間に強い「恐怖」シグナル(43)を示した。現在は「極端な恐怖」の瀬戸際にある。

引用: Arcane Research
引用: Arcane Research

ビットコインのPOC(出来高プロファイル)は9,300ドルにサポートを示しており、IOMAPと一致している。ビットコインは50日移動平均線と200日移動平均線の強気の「ゴールデンクロス」が発生している点も重要だ。前回2019年4月23日にゴールデンクロスが発生した際に、ビットコインは5,400ドルから6月中に50%以上上昇した。


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