COIN TOKYO

  • 2020/02/28
  • 2020/03/01
  • コイン東京編集部

米リップル社のRippleNetにスイスの中小企業向け決済会社Amnisが加入

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米リップル社のRippleNetにスイスの中小企業向け決済会社Amnisが加入 
スイスの中小企業(SME)向け決済プロバイダーAmnis_Treasuryが新たにRippleNetに加わった。Amnisは中小企業の国境間決済にブロックチェーン技術を導入する最初のスイス企業となる見込みだ。



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SME向け決済会社AmnisがRippleNetに

RippleNetは米リップル社の支払ネットワークで、参加する金融機関は顧客の支払いを即座に、確実に、そして安価に処理できるようにする。

「ブロックチェーンベースの支払いサービスにより、既存の銀行インフラストラクチャ(コルレス銀行や手形交換所など)をバイパスし、支払いを加速し、コストを削減できる。中小企業は、新しいデジタルサービスの受益者になる」とAmnisは26日のリリースで述べている。

銀行は過去数十年間、国境間決済にSWIFTのメッセージングシステムに依存してきた。SWIFTのプロセスは、発信銀行と受信銀行の間に多くの仲介者を必要とし、それぞれが手数料を請求するため高価であり、2〜3日かかっていた。

SWIFTはSWIFT gpi(グローバル・ペイメント・イノベーション)をリリースして、支払いの追跡とスピードを改善したが、コストについては「何も変わりがない」と、Amnisは主張している。Amnisによると、米国リップル社が提供するRippleネットワークは従来の支払いと比較して手数料が40〜60%に低下できるという。

Amnisはまた、XRPをブリッジ通貨に使用したリップル社の送金ソリューション『ODL(On-Demand-Liquidity)』についても紹介しているが、実際にODLを使用するかどうかは言及していない。

XRPARCADEによると、Amnisは2020年第2四半期に中小企業向けにRippleNetへのアクセスを提供する、最初の決済サービスプロバイダーになるだろう。


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