COIN TOKYO

  • 2020/03/10
  • 2020/03/10
  • コイン東京編集部 ライター兼トレーダー 佐藤希

ビットコイン(BTC)の価格が10%下落して - 世界的な景気減速への懸念が影響した可能性も?

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ビットコイン
2020年3月9日から10日にかけてビットコイン(BTC)の価格が急落し、その下落率は10%を超えています。現物価格で800,000円を切るなど大きな値動きとなっており、ここには世界的な景気減速への懸念が現れている可能性があるでしょう。今回はビットコインの値動きについて詳しくチェックしていきます。



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ビットコイン(BTC)の価格が10%下落!

BTC/USDの下落率

上記のチャートは2020年3月8日~9日のBTC/USDの5分足チャートです。8日夜から価格が下落し始め、9日に入ると急落していることがわかるでしょう。期間中の値動きは以下のとおりです。

■BTC/USDの価格推移
2020.03.08 21:00 JST: 8,742.82 USD(896,925円)
2020.03.10 00:30 JST: 7,704.75 USD(790,430円)
下落率: 約11.9%

期間中の下落率は約11.9%となっており、8,000USDを割り込むのは1月初旬以来となっています。この価格下落の原因と今後の予想について詳しく見ていきましょう。

ビットコイン(BTC)の価格急落の原因を分析

今回の価格急落の原因について見ていきます。どのような原因が考えられるのか知りたい人は、ぜひチェックしておいてください。

株式市場・外為市場の混乱が引き金になった可能性あり

主要暗号資産の価格

3月9日の株式市場は、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行を原因とする先行きの不透明感から世界的に全面安になっています。主な株式市場の動きは以下の通りです。


  • 東京市場: 1年2か月ぶりに20,000円割れ

  • NY市場: 一時2,000USD以上下落


このように全面的な株安になっているため、この流れが暗号資産市場にも波及したと考えられるかもしれません。主要な暗号資産の価格は軒並み下落し、暗号資産から法定通貨にシフトする動きが見られています。

さまざまな市場が全面安になっているため先行きが見通せない

2020年3月10日時点では株式市場や外為市場だけでなく、さまざまな市場において全面安の展開になっています。新型コロナウイルスの流行の収束の兆しも見られないため、今後もしばらく価格が下落する可能性があるでしょう。

円相場が3年4か月ぶりに101円台に突入したことや原油先物価格が30%以上下落したことなど、暗号資産市場に波及すれば価格を下落される要素は多数存在しています。

大暴落の可能性があることを念頭に置いてトレードする必要があるといえるでしょう。

ビットコイン(BTC)の今後の重要ポイント

ビットコイン(BTC)の今後の価格を考える上で重要なポイントをいくつかチェックしておきましょう。今後の動きで考えられそうなパターンは以下の2つです。


  1. 資金退避先としてビットコインを始めとする暗号資産市場に資金が流入する: 価格上昇

  2. 暗号資産を法定通貨に交換し、別の資産に流れる: 価格が下落する


2020年3月10日時点では後者の動きが見られ、それに伴って価格が下落しています。この動きがどこまで続くかに注目しておくといいでしょう。

USDの利下げなどによって円を買う動きが見られ、それによって円高が信仰しています。また、

金などの市場混乱時に資金の退避先として使われる資産の価格が上昇

GOLD/USD 1時間足チャート

上記に掲載したチャートは同時期の金価格のものです。ビットコインが下落したのと同時期に上昇していることがわかるでしょう。

資金退避先として資金が流入していると考えられ、ビットコイン > 法定通貨 > 別の資産の流れになっていると推測されます。この流れが続くと今後もビットコインの価格が下がるといえるでしょう。

チャートから注目点をチェック!

BTC/USD 1時間足チャート

上記のチャートはBTC/USDの1時間足チャートです。ここで注目したいのは以下の2つのポイントです。


  • 2020年1月中旬頃の水準: 7,620 USD

  • 2020年1月初旬頃の水準: 6,940 USD


2020年3月10日 1:00時点でビットコインの価格は7,844 USDとなっており、ここで反転するかが1つの分岐点といえるでしょう。

1月中旬のレンジ相場時の価格水準である7,620 USDを割り込んだ場合は、そのまま7,000 USDを下抜ける可能性も考えられます。2020年初頭の水準に戻る可能性もあるため、注意が必要といえるでしょう。

外為市場では1 USD = 100円程度まで円高が進むのではないかといわれており、ビットコインから法定通貨への交換がしばらく続く可能性が考えられます。

ひとまずは7,620 USD付近がサポートラインとして機能するかに注目するのがいいでしょう。


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