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  • 2020/03/25
  • 2020/03/25
  • コイン東京編集部

米株式市場急伸でヘッジファンドがリスクオンに傾く、ビットコインも続伸

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米株式市場急伸でヘッジファンドがリスクオンに傾く、ビットコインも続伸   +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
24日の米金融市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が大規模な経済支援策を発表したことや議会での景気対策への期待から、主要株が値幅制限いっぱいまで上昇した。金と銀はそれぞれ4.5%と6.5%上昇しており、ビットコインも3%上昇して6,700ドルとした。すべてが上向き、リスクオンムードが広がっている。

米株式市場急伸でヘッジファンドがリスクオンに傾く

世界的なヘッジファンドであるパーシング・スクエア・キャピタルのビル・アックマン氏は、24日にブルームバーグに対して、米国回復策を講じるために25億ドルを賭けてチポトレ、ズーム、ボーイング、バークシャーなどに再投資していると語った。「私たちは完全にロング。国に賭けるショート(空売り)はない」。

アックマン氏は、借金を抱えていないヒルトンのような企業のキャッシュフローを分析して「120ドル近くで取引されていたヒルトンを60ドルで購入できればお買い得」としている。

ヘッジファンドマネジャーの報酬ランキングの常連であるアパルーサマネジメントのデイビッド・テッパー氏は同日のCNBCのインタビューで、ピークから20%以上下落した株式市場指数は「政府のパッケージが完成すればほぼ底に達する」可能性があると示唆した。

「少し買う時が来たかもしれません」と前置いたテッパー氏は「市場がさらに10%~15%下落する可能性があり、投資家はさらなる苦痛に耐えることをいとわない」と警告した。

引用:Arcane Research
引用:Arcane Research

Arcane Researchによると、ビットコイン価格とS&P 500間の90日平均の相関関係は、最近、過去最高レベルの0.58に上昇した。米金融市場の回復はビットコインにとってもプラスの影響が期待される。分析会社Quantum Economicsの創設者マティ・グリーンスパン氏は24日のニュースレターで久しぶりの「リスクオンラリー」をポジティブとしながらも、「噂で買い、ニュースで売る」類のイベントであるかどうか、支出法案の持続可能性を見定めるとしている。


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