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  • 2020/03/25
  • 2020/03/25
  • コイン東京編集部

「恐怖のピークは過ぎた」セーフヘイブン(ビットコイン・金)が上昇するシナリオ-ウィリー・ウー氏

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「恐怖のピークは過ぎた」セーフヘイブン(ビットコイン・金)が上昇するシナリオ-ウィリー・ウー氏   +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
ビットコイン・アナリストのウィリー・ウー氏は「セーフヘイブン」としてビットコインと金が株式市場とデカップリング(切り離し)すると予測した。24日に金は4%回復して1630ドルとしている。『恐怖と欲望指数』の極端な指数から緩和することでビットコインの株式市場とのデカップリングの可能性が高まるとの見方も出ている。

セーフヘイブン(ビットコイン・金)が上昇するシナリオ

「恐怖が収まり始めると、通常は経済状態の悪さの中で投入される経済刺激策によって、価値が上昇する可能性のある資産を介して資金が金融市場に再参入し始める。」

画像は2008年の金融危機と比較したチャートを表している。当時、セーフヘイブンは一定期間を経過して株式市場から切り離されて強気になった。

カプリオール・インベストメントのチャールズ・エドワーズ氏は、恐怖と欲望指数が上昇することでデカップリングの可能性が高まると指摘した。市場が「Extreme Fear(極端な恐怖)」の場合、投資家はリスクのある資産を売却し、ビットコインのパフォーマンスは株式と相関する。また「Extreme Greed(極端な欲望)」の場合、投資家はリスクの高い資産に惹かれ、ビットコインのパフォーマンスは株式と相関する。

23日に連邦準備制度(FRB)の公開市場委員会(FOMC)は、家計や企業への信用の流れを支援し、市場を刺激するのに役立つ証券を無制限に購入する意向を明らかにした。2008年の量的緩和(QE)とは異なるため、一部の人々は「QE Infinity(無制限量的緩和)」と呼んでいる。

ビットコインと金は、FRBの景気刺激策の重要性を際立たせている。24日に伝統的なセーフヘイブンである金は4%増加し、約1,630ドルで取引されている。ビットコインは6,700ドルに到達しており、マルチアセット投資プラットフォームeToroのアナリストのサイモン・ピーターズ氏は、3月20日の直近高値7,139ドルを目指す可能性があると見ている。


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