COIN TOKYO

  • 2020/03/27
  • 2020/03/27
  • コイン東京編集部

過去21日間に弱小マイナーのビットコイン売却傾向を観測、強気のシグナルと見る専門家

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過去21日間に弱小マイナーのビットコイン売却傾向を観測、強気のシグナルと見る専門家   +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
ビットコインは、3月12日に金融市場の影響を受けて3,867ドルへ急落した後、徐々に回復して27日に6,700ドルで取引されている。この期間にマイナーがより多くのビットコインを売却していることが観察されており、ポジティブに見る声が上がっています。

過去21日間に弱小マイナーのビットコイン売却傾向を観測

ByteTreeの設立者であるチャーリー・モリス氏は、通常より多くのビットコインが売却された「強気の市場行動のシグナル」と述べた。「マイナーは採掘した1,588 BTCに対して2,788 BTCを売却して市場を叩きつけたが、市場はそれを拾っている。これは強気だ」。

BteTreeが公表している、マイナーの在庫レベルを追跡するインジケーター『MRI(Miners Rolling Inventory)』は、過去21日間に渡って100を上回った。100以上のMRIは、マイナーが採掘したよりも多くのビットコインを売却していることを意味する。

アナリストのコナー・アベンドシャイン氏は「ビットコイン価格が直近安値から急騰しており、マイナーが売却したビットコインを買い手が吸収できたのなら、市場全体の強さが表れている」と加えた。

引用:Willy Woo
引用:Willy Woo

ビットコインの採掘難易度の移動平均線を束ねた「ハッシュリボン」は、現在圧縮されつつあり、「ビットコインを購入するのに最適な時期」を表している。

ブロックチェーンアナリストのWilly Woo氏によると、価格低下を受けて「弱小」マイナーは事業を継続するためにより多くのコインを売却する必要がある。彼らが撤退すると、ネットワークのハッシュパワーと難易度が低下する。これがリボン上で「圧縮」として反映され、幅が狭まる。この状況下でも「強力」マイナーは、ビットコインを即売却する金銭的インセンティブが比較的低いため残り続ける。

つまり、専門家は一般的に、弱小マイナーの売却を上昇相場前の必然的なプロセスととらえており、ポジティブに見ている。


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