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  • 2020/03/28
  • 2020/03/28
  • コイン東京編集部

タイのサイアム商業銀行がリップル社と海外旅行者向けのQRコード決済アプリを開発

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タイのサイアム商業銀行がリップル社と海外旅行者向けのQRコード決済アプリを開発  +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
タイ最大の銀行の1つサイアム商業銀行(SCB)は、リップル社のペイメント技術を使用して、観光客が両替することなく商品やサービスの支払いを行えるようにする新しいアプリを構築していることを明かした。26日にRipple Insightが伝えた。

タイの商業銀行がリップル社とQRコード決済アプリを開発

リップルパートナーであるSCBは今年1月にリップルを利用した国境を越えた決済アプリ『SCB Easy』を立ち上げていた。SCB Easyはリップル社のネットワーク上で国際送金を迅速かつ低コストで処理する。

このほどSCBは、QRコードを使用して観光客がタイでの買い物やサービスで支払うことができる新しいアプリの開発のためにリップル社と協業しているという。SCBの上級副社長アーティット・シーウムポーン氏は、新たなアプリが海外旅行時の支払い方法を変える可能性があると主張する:

「観光客は為替レートを計算したり、現地の通貨を持ち歩く必要なく、QRコードをスキャンするだけで即座に支払うことができます。」

リップル社は昨年末の公式ブログで、2020年に起こり得るデジタル資産業界の発展について3つの予測を紹介していた。ブログでリップル社の顧客サクセス SVPのマーカス・トレッチャー氏は、国を跨いだマイクロペイメントが2020年に拡大すると主張していた;

「大手テクノロジー企業が即時かつ低価値の支払いフローをサポートするマイクロおよびウォレット支払いの成長を促進するだろう。特に観光客や旅行者向けの購入ソリューションを構想している。例えばタイを訪れた日本人観光客がモバイルアプリやQRコードを使用して商品を購入し、日本円口座からタイバーツ口座へ国境を越えた即時支払いが発生すると想像してください。より多くの消費者購入ソリューションがブロックチェーン技術を活用し始めるとその見返りは莫大です!」

SCBは現在リップル社のペイメントメッセージングシステムを使用している。これまで、仮想通貨XRPをブリッジ通貨に使用するリップル社の送金プロダクト『ODL(On-Demand-Liquidity)』は導入していなかった。


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