(TraidingViewのETH/BTC 4時間足チャート)
ETH/BTCの4時間足チャートを分析していきます。5月10日に価格を一時的に急上昇させたイーサリアム(ETH)は一時、上値を75日移動平均線が推移する価格帯まで上昇させました。
しかしイーサリアム(ETH)の急上昇は一時的なものであり、すぐに強い反落を起こします。
結果チャート上ではイッテコイの形となったイーサリアム(ETH)は、本日5月11日までに5月10日の急上昇以前の価格帯で推移している形を見せています。
現在のイーサリアム(ETH)は2019年12月以降の上昇トレンドライン近辺で推移していることもあり、今後の展開に注目する必要があります。
(TraidingViewのETH/JPY 4時間足チャート)
ETH/JPYの4時間足チャートを分析していきます。対法定通貨チャートでは対BTCチャートと違い、5月10日に激しい下落の値動きを起こしています。
下落後のイーサリアム(ETH)は長期移動平均線である75日移動平均線に支えられている形となっており、完全な弱気相場目線ではないものの、今後更なる下落に警戒が強まる相場には違いありません。
75日移動平均線が4月以降複数回転換線として機能してきた価格帯のため、今後再び上昇の値動きを見せる可能性は十分にあり、仮に反発を見せた場合、まずは20日移動平均線を突破出来るのか注目しましょう。
現在2019年12月以降から形成されている上昇トレンドライン上でサポートを続けているイーサリアム(ETH)。しかし直上の0.022BTC台もレジスタンスラインとして機能されている面もあり、仮想通貨市場全体が弱気相場を意識している段階という点からも更なる下落の可能性は考えられます。
どちらにしても上昇トレンドラインと0.022BTC台で挟まれたイーサリアム(ETH)は短期的なトライアングルパターンを形成しやすい相場であり、近々再び大きな値動きを見せる可能性があるため注目しましょう。
今後イーサリアム(ETH)相場で注目したい価格帯は、上値に関しては0.022BTC台。下値に関しては0.0216BTC台近辺を明確に乖離するか注目していきましょう。
ビットコイン(BTC)は激しい下落の値動き!今後の展開は?ビットコイン(BTC)の今後を価格チャートから分析【5/10】
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。