COIN TOKYO

  • 2020/07/01
  • 2020/07/02
  • コイン東京編集部

ビットコインとの相関性が3月並の高水準に。S&P500の抵抗線に関心高まる

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ビットコインとの相関性が3月並の高水準に。S&P500の抵抗線に関心高まる +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
ビットコイン(BTC)とS&P 500(SPX)の価格は、2020年に正の相関関係にありました。過去2か月間に低下していましたが、再び相関は3月並の高水準へと高まっています。



仮想通貨取引所 SBIVC

ビットコインとの相関性が3月並の高水準に。S&P500の抵抗線に関心高まる

S&P 500(SPX)とビットコイン(BTC)の相関関係は、トレーダーにとって懸念となる可能性があります。The Block Researchのデータは、2つの資産の相関関係が約0.31で、3月のレベルに高まったことを示しています。

米国で増加している新型コロナウィルス感染者数により、株式市場に緊張が高まっています。SPXの新型コロナ主導の調整は、仮想通貨市場全体に波及する可能性があります。

今年の初め以来、BTCの価格とS&P 500には高い相関関係がありました。相関が高まった期間は主に3つあります。

・1月9〜31日
・2月16日〜4月6日
・6月13日–現在

反対に相関が低下した期間は主に2つあります。

・1月31日〜2月16日
・4月6日〜6月13日

相関関係はしばらく続く可能性があります。著名なトレーダーCaprioleioは、2020年のビットコインとSPXの相関が過去最高水準と指摘しました。

SPXの価格は、サポートラインの上昇に伴い、3月13日の底値から回復しています。しかし、3,150ドルの上値抵抗線を越えておらず、前回下落幅の0.79フィボナッチレベルでもあります。このラインに対して上下どちらかの方向性を示す時期が迫っていますが、50MAと200MAの強気のクロスは上方向へのブレイクアウトを示唆しています。

一方、BTCオプション市場はポジティブな方向の感情を示しています。Skewのデータは、BTCプット/コールレシオが6月の0.40~0.49の範囲に留まっていることを示しています。比率は徐々に増加していますが、現在の値は半減期前後よりも低下しています。

ビットコイン価格は週末に8,800ドルに一時下落した後、週明けにゆっくりと回復しました。ただし、出来高は低下しています。SPXが上昇し、BTCに出来高が戻る場合、BTC価格はおそらく9,900ドルの抵抗エリアを目指すことになりそうです。


【コイン東京専任プロトレーダーによる今後の価格分析】



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