COIN TOKYO

  • 2020/07/10
  • 2020/07/10
  • コイン東京編集部

リップル技術使用したタイ・サイアム商業銀行のモバイル決済アプリ『SCB Easy』が本格稼働

このエントリーをはてなブックマークに追加
リップル技術使用したタイ・サイアム商業銀行のモバイル決済アプリ『SCB Easy』が本格稼働 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
タイ最大の銀行の1つサイアム商業銀行(SCB)は、リップル技術ベースの国際送金サービス「SCB EASY」のプロモーションを開始した。



仮想通貨取引所 SBIVC

リップル技術使用したタイ・サイアム商業銀行のモバイル決済アプリ『SCB Easy』が本格稼働

SCBは、タイ中央銀行の規制サンドボックスを終えて、タイの住民向け外国送金サービスアプリ「SCB Easy」をリップル社と共同で立ち上げた。SCB Easyは、リップル社のネットワーク上で国際送金を迅速かつ低コストで処理する。2019年にSwell会議でSCBの幹部は、送金デモを行い、40秒以内に受取人の銀行口座に資金を移動させた。

プロモーション資料によると、SCB Easyは24時間送金でき、受取人は実際に送金した金額を外国の銀行手数料なしで受け取ることができる。送金コストは339バーツから199バーツに引き下げられる。SCB Easyは、4つの主要通貨(米ドル、ポンド、ユーロ、シンガポールドル)に対応し、12カ国(ポルトガル、ベルギー、オーストリア、アイルランド、オランダ、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス、シンガポール)の顧客のニーズに対処する。

現在、SCBはリップル社と協力して『(EMVC)QRコード』を使用した国際的な支払いサービスを構築している。QRコードを使用した支払いは東南アジアで最も人気のある支払い手段だが、通常はローカルエリアでのみ使用される。この機能によりSCBは送金だけでなく、マイクロペイメント市場も取り込むねらいだ。

2019年5月にSCBは公式ツイッターで、国境間トランザクションにリップル社のブロックチェーン技術『xCurrent』を使用していることを確認した。xCurrentはXPPを使用せず、分散型台帳技術を活用するSWIFTのメッセージングシステムの代替ツールだ。QRコードの新サービスの仕組みは現在のところ明らかにされていない。


【コイン東京専任プロトレーダーによる今後の価格分析】



仮想通貨の最新情報をお届けします!

関連キーワード

人気記事ランキングまとめ

もっと見る