XRP/BTCの日足チャートを分析していきます。8月中旬に入り横ばいの値動きが続くリップル(XRP)。一時は20日移動平均線を下回る値動きも確認されたものの、そのまま直近安値を下回ることなく明確な下降トレンドは形成されることがありませんでした。
本日8月21日までに再び20日移動平均線上で推移しているリップル(XRP)は引き続き方向感の無い値動きが続いています。
7月から上昇の値動きを続けてきたリップル(XRP)。長期的見ると、現在形成されている上値0.0000282BTC台は2019年10月末以降から形成される下降チャネルライン上とも一致していることがわかります。
そのため現在は短期的に方向感の無い値動きが続いているものの、上値の更新が見られない場合は下降チャネル内での値動きが継続する可能性が高くなってしまい、下落方向への見方が強まることになります。
XRP/USDの日足チャートを分析していきます。対法定通貨チャートでは8月上旬を天井にして短期下降トレンドラインを形成しながら上値を切り下げていたものの、8月中旬に入ると再び上値を大きく伸ばし、更に上値をわずかに更新する展開を見せました。
法定通貨チャートではまだまだ上昇の勢いが保たれている印象はあるものの、MACDの観点ではMACD線の上昇が乏しくダイバージェンスの形が依然続いています。
上昇トレンド終了の兆しとなるサインにより、リップル(XRP)は更に買い圧力を高めにくい状況にはあるでしょう。その中で移動平均線の下抜けは相場の不安感をさらに強めることになり、これまで溜まっている買い注文が手放されやすい形となります。
20日移動平均線上で推移を続けているリップル(XRP)。上昇チャートから移動平均線に接触したタイミングで押し目買いの動きも見られなかったこと、更に長期的に見ると下降チャネル上で反落を起こしていることから相場の目線は徐々に弱気相場へと移行している印象です。
いまのところ直近安値を超えることなく、更なる上昇への期待を持つ取引者と相まり方向感の無い値動きとはなっているものの、このまま上値を大きく伸ばせずに方向感の無い値動きが続くとこれまで溜まっていた買い注文が更に手放されやすくなり、方向性としては下落方向へ動き出しやすい状況となるでしょう。
しかし長期的な下降チャネルラインを仮に突破出来た場合、相場観は大きく変化することになります。
リップル(XRP)チャートにて注目したい価格帯として、下値は0.0000239BTC台を明確に割ってしまわないか注目です。
上値に関しては0.0000265BTC台突破で相場観に変化を迎えることになります。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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