COIN TOKYO

  • 2020/08/31
  • 2020/08/31
  • コイン東京編集部

【Bitfinex/Tether CTO Paolo Ardoino氏に聞く】ブロックチェーンとサイバーセキュリティの未来

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Bitfinex/Tether CTO Paolo Ardoino氏のオンラインインタビュー第3段。今回はテレワークやDXというコロナ禍で進む新しい生活/仕事様式において、ブロックチェーンがどのように貢献できるのか、サイバーセキュリティの観点で意見を頂戴いたしました。

現在のBitfinexとしての取り組みについて

我々はChainalysisやその他のサードパーティプロバイダーによるブロックチェーン監視システムを搭載しています。

ブロックチェーンはデータのストレージや認証において、最もセキュリティの堅牢なメソッドになる潜在能力を持っており、そのため企業・個人のサイバーセキュリティを高める存在と言えます。

ブロックチェーンは中央集権的なサードパーティのデータストレージとデータ認証への依存を取り除くことが出来るのです。

ブロックチェーンの強みを再確認すると

分散型のオープン台帳システムであるブロックチェーンにおいては、そのシステムを使う世界中のコンピューターの中に、各データが様々なバージョンで格納されることになります。

ハッキングが行われているような時でも、この分散型システムであれば、システムダウンは起きず、ハッキングの解析や対応をしている間もオペレーションし続けることが出来ます。

さらに、これまでの伝統的なシステムであったような失敗は起きようがないので、ハッキングをしようとすること自体難しくなるのです。

ブロックチェーンのポテンシャル

企業は、ブロックチェーン技術を活用した分散型のデータストレージ・認証・データへのアクセスなどのコントロールシステムを活用することで、多大な恩恵を受けることが出来ます。

ブロックチェーンの透明性の高い分散型システムはセキュアなネットワーク・システムを作り、ハッキングによって影響を受けるなどの脆弱性を低くすることが出来るのです。

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