ビットコインとS&P500、金の相関関係に注目高まる｜「株価下落はビットコインと金に有利」ブルームバーグ分析家

Coinmetricsによると、S&P500とビットコイン、及びビットコインと金の相関関係は過去最高値を更新し続けている。

ビットコインとS&P500、金の相関関係に注目高まる

&P500とビットコインの360日平均の相関係数は今年3月14日以来高値を更新し続けており、0.2に近づいている。

Bitcoin 60d correlation to gold is pretty wild right now. Highest ever. pic.twitter.com/MsWdtzSBl3
— Alex Thorn (@intangiblecoins) September 8, 2020

一方、金とビットコインの相関関係も過去最高値を更新している。この動きは、米ドルの弱体化の影響と考えられる。連邦準備制度理事会は最近、FRBが今後数年間にわたってインフレ率を2%を越える水準に維持する意向を示した。米ドルのインフレ・ヘッジとなるオルタナティブ資産の需要が高まっている。

#Gold at $1,900, #Bitcoin $10,000 Return to Decisive Support Zone - Some overdue mean reversion in the stock market is pressuring most assets, but we expect gold and Bitcoin to come out ahead in most scenarios. Declining equity prices encourage more monetary and fiscal stimulus.. pic.twitter.com/8dkJ2vdkdg
— Mike McGlone (@mikemcglone11) September 9, 2020

ブルームバーグ市場アナリストのマイク・マクグローン氏は、例え株価が下落しても、それが金融財政刺激策を促すこととなり、結果的に金とビットコインに有利に働くと指摘している。同氏の見立てでは、金は1,900ドル、ビットコインは10,000ドルのサポートを確立している。

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