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  • 2020/09/30
  • 2020/09/30
  • コイン東京編集部

米リップル社がXRPレジャーのカーボン・オフセットでEnergy Webと提携。業界にESG対応を呼びかける

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米リップル社がXRPレジャーのカーボン・オフセットでEnergy Webと提携。業界にESG対応を呼びかける +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
米リップル社とXRPレジャー財団は、電力グリッドの分散型アプローチに取り組むEnergy Webと提携した。3社はXRP レジャーの電力使用量の脱炭素化に向けて協力する。



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米リップル社がXRPレジャーのカーボン・オフセットでEnergy Webと提携

このイノベーションは、ロッキーマウンテン研究所が共同設立した非営利エネルギーテックプロジェクトEnergy Webの技術を使用して実現する。Energy Webは、「EW Zero」と呼ばれるオープンソースアプリを介して、再生可能エネルギー資産のエネルギー属性証明書(EAC)を発行する。これにより、XRPレジャーは、ブロックチェーンシステムの使用電力のゼロカーボンを証明する。

現在、エネルギー集約型の上位5つのブロックチェーンは、年間170テラワット時(TWh)の電力を使用しており、ニューヨーク州よりも消費量が多い。二酸化炭素排出に関する懸念が高まる中、リップル社はブロックチェーンのゼロカーボン運用を先導する。

XRPレジャーの脱炭素化に関して、EW Zeroは、英国、米国、フィリピンから再生可能エネルギーを調達し、1年分のXRPレジャーの脱炭素化を達成した。XRPレジャーのための最初のEW Zeroのトランザクションは法定通貨で決済された。

端的に言えば、EW Zeroは個別に再生可能エネルギーを購入できるアプリである。今後、EW Zero上の各トランザクションは個別のブロックチェーンのネイティブ資産で決済できるようになる計画だ。

カーボンオフセットは、環境、社会、企業統治(ESG)を尊重する金融機関との取引を検討する暗号資産取引所を中心に課題となっている。リップル社のソーシャルインパクトの責任者であるケン・ウェーバー氏は、暗号資産業界でグリーンエネルギーの採用を進めることに意義があるとして、ほかのプロジェクトがESG(環境・社会・企業統治)の取り組みを追従することを願っている。


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