BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。10月2日にそれまでサポートラインとして機能していた20日移動平均線及び75日移動平均線を下回るほどの下落を見せたビットコイン(BTC)。
ラインブレイク時のローソク足には長い下ヒゲが伴っており、急落時の反落もしっかりと伴う形となっていました。しかしビットコイン(BTC)チャートを見ると、その後の反発は10月2日以前にサポートラインとして機能していた20日移動平均線、75日移動平均線上で上昇を止め、再びベクトルを下方へ傾けていることがわかります。
過去のサポートラインがレジスタンスラインとして機能する動きが確認されたビットコイン(BTC)は、短期的に見ると、明確な弱気相場と判断できます。
移動平均線をラインブレイクし、レジスタンスラインへのロールリバーサルまで確認されたビットコイン(BTC)は今後更に下落の値動きを続ける可能性もあります。
現在ビットコイン(BTC)が推移している価格帯は4時間足での一目均衡表雲も推移しており、上値は重くなりやすい状況です。そのため再び下落の値動きへ転じやすい状況です。
仮に下落の値動きを見せた場合、直近安値である109万円台よりも上回る形となれば、ビットコイン(BTC)は中期的なトライアングルパターンを形成する可能性が生まれるでしょう。
現在4時間足チャートでの一目均衡表雲に接触したことで、下落後反発の値動きと共に陽線を連なっていたチャートが徐々に小陽線、小陰線が入り混じる形となっています。
そのため今後再びチャートのベクトルを下方へ傾ける可能性があり、次の下値がどこに形成されるのかが焦点となります。
109万円台後半で下落の値動きを止め、再び反発を起こす場合は、持ち合いのパターンが考えられるものの、109万円台後半を下回る展開となる場合はそのまま108万6千円台近辺まで下落する可能性があるため注意が必要でしょう。
しかし108万円台は9月上旬のサポートラインであると同時に上昇トレンドラインが交じるラインでもあります。そのため比較的固い下値となりやすい価格帯でもあります。
ビットコイン(BTC)チャートで今後注目したい価格帯として、下値は108万円台まで意識して取引していきましょう。
上値に関しては引き続き移動平均線が推移する113万円台を超えられるのか注目です。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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