2020/10/14
2020/10/14
コイン東京編集部

米ストーンリッジ社、ビットコイン1億1500万ドル相当（約10,000 BTC）を購入

企業のビットコイン投資事例がまた一つ追加された。運用資産約150億ドルの投資会社ストーンリッジ（Stone Ridge AssetManagement）は10月13日、ビットコインに1億1500万ドルを投資し、約10,000 BTCを取得したことを発表した。

米ストーンリッジ社が約10,000 BTCを購入

ストーンリッジはBTCを購入する主な理由として、現在の世界的な金融混乱と、通貨インフラへのヘッジを指摘している。ストーンリッジの共同創設者であるロバート・ガンハム氏は、「中央銀行は数十億ドルを注入することで経済活動の落ち込みを相殺しようとしている。失業率は増加したが、市場は驚くほど安定しており、崩壊が差し迫っていると感じている」と語った。

フォーブスの報道によると、Stone Ridgeは規制当局や監査が満足する方法でビットコインの保管方法を整えた後、顧客にもカスタムファンドを含めた仮想通貨管理サービスを提供する方針だ。

BTCはストーンリッジの一部子会社でニューヨーク州のビットライセンスを保有する仮想通貨カストディアンのニューヨークデジタル投資グループ（NYDIG）が管理している。NYDIGの典型的なビットコイン投資家はポートフォリオの1％から5％を暗号通貨に投資しており、5％を超えるテクノロジーに慣れている投資家もいる。

NYDIGの顧客はまだほとんど公開されていないが、ストーンリッジの1億1,500万ドルが最大ではないと述べている。NYDIGが管理している2つの仮想通貨ファンドには、1億9000万ドルのInstitutional Bitcoin Fund LPと、1億4000万ドルのBitcoin Yield Enhancement Fund LPがある。加えて、総額240万ドルのクリプト・バスケットファンドがある。

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