ETH/BTCの日足チャートを分析していきます。8月より0.0315BTC台をサポートラインとして9月1日まで上昇の値動きを見せていたイーサリアム(ETH)ですが、その後は徐々に上値を切り下げる展開となりました。
しかし9月以降のイーサリアム(ETH)は引き続きサポートラインが機能した形であり、下降型のトライアングルパターンが形成されています。
そんな中、9月24日以降は短期的にわずかながらに下値を切り上げる展開となっていたイーサリアム(ETH)でしたが、本日10月21日に強い下落の値動きと共に、そのまま長期的なサポートラインを下抜けしようとする展開を迎えています。
9月24日の下値を更新することでイーサリアム(ETH)は明確なサポートライン抜けを起こすことになり、更なる下落の可能性が高まります。
ETH/JPYの日足チャートを分析していきます。対法定通貨チャートでは対BTCチャートのように特に強い下落の値動きは見られておらず、引き続き揉み合いの値動きを継続しています。
今後の値動きとして意識されるラインは9月1日から形成される下降トレンドライン及び、9月23日から形成される上昇トレンドラインの二本です。
これらのラインに合わせて値幅が収束する場合、イーサリアム(ETH)は対照型のトライアングルパターンを形成することになり、近々大きな展開を迎える可能性も生まれるため注目です。
長期的なサポートラインを下抜けしようとしているイーサリアム(ETH)。しかし現在推移している価格帯は9月23日時点の下値近辺であり、MACDラインでも上昇トレンドライン上で推移している相場となっています。
そのため現在のイーサリアム(ETH)がなんとかサポートライン近辺で支えられている状況であり、今後反発を見せることでこれまでの相場に戻ることが出来ます。
しかしここから更に下値を更新すると、完全なサポートライン下抜けとなり、そのまま0.0283BTC台近辺まで下値が意識されることになるため注意しましょう。
対法定通貨チャートでは引き続き揉み合いの値動き、更にBTCチャートにて強い上昇の値動きが確認されていることから、現在のイーサリアム(ETH)はビットコイン(BTC)へ資金が流入している可能性があります。
イーサリアム(ETH)チャートにて今後注目したい価格帯として、節目でもある0.03BTC台を明確に下回ることになるのか注目しましょう。
0.03BTC台を下回ると下値は0.0283BTC台まで意識されることになるでしょう。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。