COIN TOKYO

  • 2020/11/26
  • 2020/11/27
  • コイン東京編集部

リップル(XRP)でスパーク(Spark)トークン配布を受ける方法を解説

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リップル(XRP)でスパーク(Spark)トークン配布を受ける方法を解説 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
仮想通貨リップル(XRP)は11月に100%以上高騰しており、その要因の一つはXRP保有者向けのSparkトークンのエアドロップイベントへの関心拡大と考えられます。この記事では、スパーク(Spark)トークンを受け取るため、個人が専用ウォレットを準備するための手順について説明します。



仮想通貨取引所 コインチェック

Sparkトークンのエアドロップについて

まず、Sparkトークンについて簡単にご説明しましょう。Sparkトークンとは、米リップル社の投資部門Xpringが出資しているFlare Networksが開発するFlare Networkのネイティブトークンです。Sparkトークンの分配量はXRP保有残高のスナップショットに基づいて基本的に1:1の割合で算出され、Flare Networkのローンチ時(2021年3~5月;xrptoolkitより)から25~34か月かけて配布されます。Flare Networkの詳細は以下の記事でご確認ください。

リップル(XRP)でスパーク(Spark)を受ける方法

スパーク(Spark)を受ける方法は2つあります。一つは、自分専用のウォレットを用意し、条件を整えて申請すること。もう一つはSpark配布をサポートする仮想通貨取引所にXRPを預けることです。現在のところ、国内の仮想通貨取引所はエアドロップ対応を明言していないため、日本居住者は前者の自分専用のウォレットで受け取る方法を押さえておく必要があります。

ここでご紹介するXRPウォレットは、XUMM(モバイルアプリ)とXRP Toolkit(Ledger NanoX, Ledger Nano S, Xumm App対応のデスクトップインターフェース)です。2020年12月12日の9:00(日本時間)のスナップショット時にこれらのウォレットにリップル(XRP)を保管しておく必要があります。

そして、スナップショットから遅くても6か月以内に、これらのウォレットからSparkトークンを申請する必要があります。申請手順は、イーサリアム互換アドレスを取得して、XRPレジャーのMessageKeyに保存するというものです。順を追ってご説明します。

●イーサリアムアドレス の取得
代表的なイーサリアムウォレットはMetaMask(メタマスク)です。MetaMaskを用意して、イーサリアムアドレスをコピーしましょう。以下の画像は、MetaMaskのブラウザ拡張機能を使用している場面です。

●Flare用アドレス に変換
イーサリアムアドレスをコピーしたら、XRPレジャーに「MessageKey」として保存するために必要な形式に変換する必要があります。この作業はXRPL Labsが設置したページ(https://flare.wietse.com/?step=95e16a1163a98984f040651f7f936c6c#60)で行えます。

図中の3つのプロセスを進めまして、コピーしたイーサリアムアドレスを(Prvide ETH Compatible account address)に入力すると、「Flare用のアドレス」を取得できます。

●XRPレジャーアカウント のMessageKeyに入力
最後に、XUMMかXRP Toolkit (Ledger Nano)の「MessageKey」にFlare用のアドレスを設定して、Sparkトークンを申請します。以下の画像はXRP ToolkitとXUMM になります。

Flare Networkはローンチ後にFlare用のアドレスが設定されたXRPアカウントを認識してエアドロップを行います。

リップル(XRP)でスパーク(Spark)を受け取れる取引所

スナップショットのタイミングで仮想通貨取引所で保持した数量と同量のSparkトークンを所定のスケジュールに沿って受取ることができます。該当する仮想通貨取引所は以下の通りです。

Binance
Bitstamp
Bithumb
Bitrue
CoinField
Coinone
Crypto.com
etoroX
GOPAX
Korbit
KUCOIN
Liquid
NDAX
NEXO
Upbit
Tokens
Uphold
ZB.com

AltcoinTrader
AnchorUSD
B4Y
Btcmarkets
Bitbns
BitBay
Coinspot
Celsius
FOBLGATE
GATEHUB
Probit
YOUHODLER

以上です。11月25日に、コインチェックを含む国内事業者12社がSparkトークンへの対応についてFlare Networksと協議していることが、共同声明の形で告知されました。スナップショットの撮影日は12月12日ですが、申請期限には6か月間の猶予があり、配布計画も段階的なものです。ホルダーの皆様は最新情報を追いながら慎重に対応を進めていきましょう。


【コイン東京専任プロトレーダーによる今後の価格分析】



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