COIN TOKYO

  • 2020/12/06
  • 2020/12/29
  • コイン東京編集部

ビットコイン長期保有者の売却量の増加が、強気トレンド継続の兆候を示す理由―glassnode

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ビットコイン長期保有者の売却量の増加が、強気トレンド継続の兆候を示す理由―glassnode +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
長期投資家のビットコインの売却活動が活発化していることが観測され、トレンドにポジティブな動きと見られている。一見、マイナスな印象を受けるが、何故価格上昇につながると分析されているのだろうか。4日に分析企業glassnodeがまとめた。



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ビットコイン長期保有者の売却量の増加は、強気トレンド継続の兆候

ビットコインが最後に1万ドルを下回った2020年7月26日、長期保有者の含み益のビットコイン数量(LTH:Long term holderサプライ)は1080万BTCだった。以来、価格は2倍になる一方で、含み益のLTHサプライは11.5%(120万BTC)増加して、現在は1,210万BTCとなっている。

長期保有者のほとんどが1万ドル以下でBTCを購入し、最近の強気相場で保有し続けていた。しかし、11月下旬に一部の長期保有者が売却し始めたことが示されている。含み益のLTHサプライの合計値は、1BTC=17,670ドル前後だった11月17日に1,230万BTCのピークを迎えた。その後、BTC価格は約9%上昇しているが、含み益のLTHサプライは約20万BTC減少している。古いBTCの送金を観測するASOLというデータも11月18日にピークに達しており、長期保有者の売却行動を裏付けている。

しかし、これは弱気のシグナルではないとglassnodeは言う。統計的に強気相場の最中に長期保有者は利益確定を行ってきた。下図によると、含み益のLTHサプライは強気相場がトップを迎えるかなり前に減少している。


【コイン東京専任プロトレーダーによる今後の価格分析】



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