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  • 2020/12/08
  • 2020/12/08
  • コイン東京編集部

スイス証券取引所(SIX)、機関投資家向けの仮想通貨取引サービスを計画

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スイス証券取引所(SIX)、機関投資家向けの仮想通貨取引サービスを計画  +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
8日にスイス証券取引所(SIX)は、機関投資家が顧客向けに仮想通貨を提供するための総合ソリューションを2021年に立ち上げる計画を発表した。



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スイス証券取引所(SIX)、機関投資家向けの仮想通貨取引サービスを計画

スイス証券取引所の子会社であるSIX デジタルエクスチェンジ(SIX Digital Exchange)は、カストディ企業Custodigit との提携により、機関投資家向けのデジタル資産取り扱いソリューションのリリースを計画している。プロジェクトは規制当局のライセンスを申請中であり、2021年第1四半期にローンチを予定する製品群は以下のラインナップを備える-仮想通貨の取引、スマート・オーダー・ルーティング、決済、カストディ、そして「インスティテューショナル・デジタル・アセット・ゲートウェイ」はセカンダリーマーケット(流通市場)へのアクセスを可能にする。

SIX が出資するCustodigitは、大手IT企業のスイスコムとスイス金融市場監督庁(FINMA)から既に認可されているデジタル資産銀行である Sygnumの共同事業だ。顧客は、一連のプラットフォームを介して仮想通貨ストレージサービスにアクセスできる。SIX デジタルエクスチェンジとCustodigitは、2021年第1四半期に初期バージョンを立ち上げ、徐々に機能を拡張する計画だ。

スイスコムのフィンテック部門の責任者ヨハネス・ヘーナー氏は、「スイスを代表する金融インフラプロバイダーの強みを合わせることで、スイス内外の銀行が新しい金融サービスの時代に迅速に参入できるようにします」と語る。

スイス証券取引所(SIX)とスイス中央銀行は、CBDCの実証実験が成功したことを発表していた。SIXデジタルエクスチェンジのチェアマンを務めるトーマス・ゼーブ氏は、新たなゲートウェイがスイスのデジタル資産分野に対して実験の成功以来、最もインパクトのある動きになると語った。

「最近のCBDCの発表と相まって、これは現在のデジタル金融分野における最も重要なシフトの一つとなる可能性があります。Custodigitはデジタル資産を保管するオペレーターであり、単に概念実証のためのものではありません」。


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