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  • 2020/12/21
  • 2020/12/21
  • コイン東京編集部

米投資会社ジェフリーズが金からビットコインへ運用資産の一部を再配分-歴史的高騰を受けて

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米投資会社ジェフリーズが金からビットコインへ運用資産の一部を再配分-歴史的高騰を受けて +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
伝統的な投資会社ジェフリーズ(Jefferies)が、ポートフォリオの金の割合を削減してビットコインに置き換えている事が分かった。



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ジェフリーズが金からビットコインへ運用資産の一部を再配分

2002年第3四半期に設立されたファンドは2020年第3四半期時点で510億ドルの運用資産を有す。18日のMoney Controlに対して、ジェフリーズの株式戦略のグローバル責任者であるクリストファー・ウッド氏は、同社が貴金属の代わりにビットコインを購入していると明かした。

「ポートフォリオの50%のウェイトを占める現物金地金について、ビットコインに投資するために数年ぶりに5%ポイント削減する。20,000ドル水準を越える歴史的なブレイクアウトの後、ビットコインが現在のレベルから大きく下落する場合は、このポジションに追加することを意図している」。

ジェフリーズは現物の金へのエクスポージャーを5%減らし、その資金をビットコインに投資すると述べている。ウッド氏によると、最近の上昇の後に市場が調整を迎えた場合、このポートフォリオのビットコインへのエクスポージャーを増やす予定だという。

このファンドの配分はロング・オンリーのテーマ別ポートフォリオに応じたウェイトが設定されており、現物の金地金が45%、日本を除くアジア株式が30%で、ヘッジされていない金鉱山株が20%、ビットコインが5%となっている。ウッド氏は、中央銀行が引き続き緩い金融政策を採用すると考えているため、金にはまだ強気であると指摘している。

一方、ワイズレーティングスのアナリストであるユアン・ヴィラバルデ氏は、ジェフリースのような企業がインフレヘッジとして、国債よりもビットコインを支持するようになれば、ビットコインの上昇幅はもっと大きくなる可能性があると述べた。

「大体30兆ドルが国債の中に眠っている。その10%が金やビットコインに振り向けられると、3兆ドルの流出につながる。そして、それが均等に分割された場合、1.5兆ドルがビットコインに投入され、これはビットコインの時価総額の4.4倍に相当する」。




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