ディーカレットやフォビジャパンは、既にXRPの販売所サービスの一時停止に踏み切った。ディーカレットは声明の中で、価格を提供している暗号資産業者がXRPの取扱いを停止した事により、「顧客に対して安定した価格でXRPを提供する事が困難な状態となっている」と説明した。既に米国では主要なマーケットメイカーであるギャラクシーデジタルとシカゴに拠点を置く高頻度トレーディング会社Jump Tradingが、XRP市場への流動性提供を停止していた。なお、フオビジャパンは取引所サービスは継続している。
ディーカレット同様にXRP現物の販売所サービスを提供するSBIVCトレード、DMM Bitcoin、FXCoin、GMOコイン、bitFlyer、コインチェック、楽天ウォレット等はいずれも、XRP販売所の提供や入出庫対応を継続している。各社はそれぞれ、相場急変やスプレッド拡大に関する注意喚起を行っている。
XRP/JPYの取引板を提供するbitbankは、XRPの取引や入出金は継続して利用可能としており、取扱い停止を予定していないと表明した。
XRP/JPYレバレッジ取引の一部停止およびスプレッド縮小キャンペーン内容変更のお知らせ
— GMOコイン【公式】 (@gmo_coin) December 24, 2020
米SECによるRipple社提訴の影響により、マーケットにおける流動性確保が困難な状況となっております。
この状況を鑑み、当社ではサービス提供の内容を変更させていただきます。https://t.co/dnQ8AlnZC4
レバレッジ取引分野は、より敏感に調整を実施している様だ。GMOコインは、暗号資産FXの「XRP/JPYの取引」と、取引所(レバレッジ取引)の「XRP/JPYの取引」において、新規の空売りを規制した。楽天ウォレットはまた、XRPの証拠金取引サービスについて現在は継続しているものの、安定した価格提供が困難と判断した場合に停止する可能性を示した。TaoTaoは急激な価格変動やスプレッドの拡大などが起こる可能性があるとして、ポジション管理の注意喚起を行った。
なお、米SECは訴状の中で「リップル社が日本の暗号資産交換業者に、XRP を市場価格より低価格で仕入れられるインセンティブプログラムを提案していた」と告発したために、SNSなどで物議を醸している。これを受けて、コインチェック、GMOコイン、bitFlyer、bitbank、ディーカレット、BITPointといった現物XRPを取り扱う事業者は各社、「リップル社より、このような提案を受けた事実はございません」とツイッターなどで否定している。
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