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  • 2020/12/28
  • 2020/12/28
  • コイン東京編集部

マーケットメイカーB2C2 USAが仮想通貨XRPの流動性供給を停止―リップル非登録証券問題に応じて

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マーケットメイカーB2C2 USAが仮想通貨XRPの流動性供給を停止―リップル非登録証券問題に応じて +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
仮想通貨マーケットメイカーB2C2 USAが先週木曜日、米国顧客向けのXRPトランザクションを停止したことが明らかになった。26日のThe Blockの報道によると、同社は顧客に対して「今後の動向については速やかに通知する」と述べている。



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B2C2 USAが仮想通貨XRPの流動性供給を停止

2015年に設立された英国のマーケットメイカー大手B2C2は、証券会社や取引所、ファンドマネジャーによる仮想通貨取引を支援している。B2C2の米国外の顧客はXRPを引き続き取引できる。

今月初めにB2C2は、 SBIホールディングスの子会社、SBIファイナンシャルサービシーズから買収されていた。

米SEC(証券取引委員会)は先週初め、13億ドル相当の仮想通貨XRPが未登録の証券取引として販売されてきたとして、XRPの発行者であるリップル社とその役員2名を相手取って提訴した。リップル社のCEOであるブラッド・ガーリンハウス氏は徹底抗戦の姿勢を見せているが、暗号資産取引所は対応に追われている状況だ。

米国では主要なマーケットメイカーであるギャラクシーデジタルとシカゴに拠点を置く高頻度トレーディング会社Jump Tradingが、XRP市場への流動性提供を停止していた。日本では、ディーカレットやフォビジャパンが、XRPの販売所サービスの一時停止に踏み切った。ディーカレットは声明の中で、価格を提供している暗号資産業者がXRPの取扱いを停止した事により、「顧客に対して安定した価格でXRPを提供する事が困難な状態となっている」と説明した。

現在までに、仮想通貨取引所のBeaxy、Bitstamp、OSL、CrossTowerがXRP取引を停止している。


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