(TraidingViewのXEM/USD 4時間足チャート)
XEM/USDの4時間足チャートを分析していきます。
多くの暗号通貨の価格が上昇する値動きとなった2020年11月に、ネム(XEM)も価格を上昇させており、その高値は2018年7月以降の高値を更新する展開となりました。
ネム(XEM)といえば、2018年に外部流出したことの印象が強いアルトコイン、同年4月には価格を大きく下落する展開を見せ、しばらく低迷する値動きとなっていました。
そんなネム(XEM)は2020年11月より上昇への値動きを展開させています。上昇への背景にはファンダメンタル要素が大きく加わっており、ネムグループの次世代チェーンであるSymbolのローンチが発表されたことが一つの要因として考えられます。
ネム(XEM)は2020年11月に一時高値を日本円にして約30円台近辺まで上昇させるもののその後は比較的強い反落チャートを形成。
その後下値は75日移動平均線がサポートラインとなり、上値は30円台近辺がレジスタンスラインとなる長期的なレンジ相場を形成しています。
2020年11月にファンダメンタル要素として強く働いていた可能性が高かったネム(XEM)ですが、度重なるローンチの延期により、相場観としても強気相場目線が弱まる展開となったことが予測されます。
そんなネム(XEM)が、遂に2021年2月に入り、レンジ相場のレジスタンスラインを突破しています。2021年2月はSymbolのローンチ月予定となっています。
ネム(XEM)を短期的に見ると、1月10日から25円台をレジスタンスラインとした短期レジスタンスラインが形成後、symbolのローンチが予定されている2月に入るとレジスタンスラインを突破しました。
更にレジスタンスライン突破後の値動きでは、25円台近辺がサポートラインへロールリバーサルされたことが意識されたこともあり、更に上値を更新。結果2020年11月以降のレジスタンスラインを遂に突破する形となり、同時に2018年7月以降の高値を更新する展開となっています。
しかし現在の上昇が次世代ローンチへの期待買いを含んだものだとする場合、上昇は比較的限定的となりやすい傾向にあります。
その中で注目したい点としては、2020年11月以降のレジスタンスラインが今後のサポートラインとして意識されるのかどうかが大きなポイントとなるでしょう。
ネム(XEM)のチャートにて今後注目したい価格帯として、まずは2020年11月以降からのレジスタンスラインである0.3~0.32ドルで下値がしっかりとサポートされるのか注目です。
長期的なレジスタンスラインがサポートラインとして形成されない場合、今回の上昇は短期的なものとなりやすい相場となる可能性があります。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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