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  • 2018/11/24
  • コイン東京編集部

アイオタ(IOTA)がネットワークの分散化戦略「コーディサイド(Coordicide)」を表明

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IOTA財団は、暗号通貨アイオタ(IOTA)の「ネットワーク・コーディネーター」の仕組みについて、徐々に廃止する意向を表明しました。財団によると、中央管理のリスクを排除しようとしています。

20日、「コーディサイド(Coordicide)への道」と題したシリーズ記事の1本目として、IOTA財団は分散化の達成へ向けたステップを説明しました。

IOTAネットワークコーディネーター

IOTAはブロックチェーンではなく、「有向非巡回グラフ(DAG)」ですが、ブロックチェーンのようなプルーフオブワーク(PoW)型のネットワークセキュリティ・メカニズムを採用しています。

つまり理論上は、ユーザーがネットワークのハッシュ・パワーを十分に支配していれば、二重支払いやネットワーク・スプリットを含む、あらゆるコンセンサス・ルールを捻じ曲げることができます。何千ものマイナーを持つビットコインやイーサリアムとは異なり、IOTAネットワークのハッシュ・パワーは比較的小さく、攻撃者がそれを制御することはあまり難しくないため、IOTAにとってリスクと言えます。

これに対処する時、一般的なネットワークはユーザーの資金を保護するため、安全システムを配備する必要があります。同様のメカニズムは、パブリックブロックチェーンのそれぞれの初期段階で大なり小なり使用されてきました。ビットコインの場合は、選択したブロックを巻き戻しから保護するためにハードコードする「チェックポイント」があります。

IOTAの場合は、二重支払いを防止する責務のためにIOTAネットワークコーディネーターが作成されました。IOTA財団が管理する「Coo」と称されるネットワークコーディネーターは、定期的に、標準の署名トランザクション「マイルストーン」を発行します。このマイルストーンによって直接的または間接的に参照される場合のみ、IOTAネットワーク上の取引は承認されます。

Cooの仕事は、マイルストーンが前のものと矛盾しないことを確認する事です。Cooが無効なマイルストーンを発行した場合、つまり、二重支払いや存在しない資金にアクセスするトランザクションを参照した場合、ネットワーク内の残りのノードはそれを受け入れません。

これにより、財団はネットワーク上である程度の制御が可能になりますが、履歴を変える力は無く、ユーザーの資金を奪うこともありません。その意味では、IOTAはすでに分散化されています。

承認者の分散化戦略(Coordicide)

IOTA財団によれば、「Coo」はその目的を十分に果たしているが、長期的な成功のためには、最初にこれを廃絶する必要があります。理論的には、財団がトランザクションを選択して優先度をつけたり、特定の資金を含むトランザクションを無視するようマイルストーンに指示することにより、資金を凍結できてしまいます。

さらにCooは中央管理のリスクを含みます。機能が停止するか悪い行為者に引き継がれると、IOTAネットワーク上のすべての承認が停止されるためです。重要な点として、トランザクションを承認するマイルストーンを必要とする状態は、IOTAの長期的なスケーラビリティにも反します。

とはいえ、現時点でCooの削除に関する具体的な日付は不定です。ブログ記事は以下のように述べています;

「率直に言えば、我々のリサーチチームがコーディネーター抜きのタングル(Tangle)を十分に理解・納得してから、コーディネーターは取り除かれることになります。」

財団によると、最終的にCooを取り除くものの、急いではいない様です。「コーディサイド(Coordicide)」プロジェクトを通して、今後財団がコーディネーターを廃絶するプロセスが、明確かつ事前に伝達される事になります。

2017年5月に、米国のRipple社はXRPレジャー(台帳)の分散化戦略について声明を出しました;

「XRPレジャーの分散化は、当初から進行中のプロセスです。意図的にプロセスを急ぐ必要はないが、継続的な進歩を続けてきました。顧客の拡大する需要を満たすためには、バリデーターのエコシステムを分散化し、レジリエンスと頑健性をさらに高めていく必要があります。」

同社は、XRPが、国際送金や支払いのためのデジタルアセットとして世界的に採用される事を望んでいます。


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