数百件の有効回答を集めた調査は、中国の仮想通貨投資家の平均的なステータスを「若く、教育水準が高く、高収入の男性」と示しています。回答者の76.3%は男性で、その75%以上が大卒(53.5%が学士号、21.9%が修士号以上)でした。
調査対象者の51.8%は26-35歳、21.9%が19-25歳、22.8%が36-45歳でした。彼らのほぼ70%が、月収11,000元(約1,600ドル)以上でした。参考として、2018年の中国ホワイトカラー労働者の平均月収は約7,000元(約1,000ドル)です。仮想通貨投資家は、比較的余剰資産を有している人々で構成されています。
デジタル資産への投資を選択した理由についての質問に、大多数(84.3%)がビットコインの将来性に強気で長期的に保持する意向があると回答しました。25.3%は短期的な高いリターンに魅了されています。25.3%は暗号資産をセーフヘイブン(安全な避難先)と見ており、19.3%がコレクションのためにクリプトを保有していると答えました。
他の金融資産を含む投資ポートフォリオについての質問で、31.3%の人々は投資資産の半分以上をクリプトが占めていました。12%が資産の41%-50%をクリプトに投資。31%-40%を投資する層は10.8%でした。
インタビューに回答した一人の証券トレーダーによると、中国人にとって主要な資産は不動産で、ほとんどの人々の資金が不動産業界に流れています。暗号資産への配分は10%以上、キャッシュの10%-20%を投資しており非常に高いシェアを占めています。
最も人気のある暗号投資でビットコインで、回答者の86.7%が保有しています。イーサリアム(57.8%)、USDT(50.6%)、EOS(41%)が続きました。
ビットコイン(BTC)の価格予測について、30%以上が「今後12か月に30,000ドルに達する」と回答。26.9%はBTC価格が15,000ドル~20,000ドルの間、16.7%は15,000ドルを下回ると予測し、15.7%は1BTC=20,000ドル~25,000ドルに上昇すると回答しました。
一方で、暗号資産への投資を希望しない回答した人々の50%は、「暗号資産は詐欺」と考えています。暗号資産への投資に興味を持っているがまだ行っていない人々の53.8%が、未購入の理由について「購入方法が分からない。」と答えました。
2018年の調査では、中国の中産階級の人口のうち、投資ポートフォリオにビットコインのような暗号資産を含める割合は約3%でした。
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